アクシスコミュニケーションズ株式会社

2008年04月21日

東京大学大学院情報理工学系研究科苗村研究室、アクシスのネットワークカメラを150台採用
「多眼カメラ」からのリアルタイム自由視点画像合成技術の研究に活用

アクシスコミュニケーションズ株式会社 [企業動向] [サービス業]


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〜アクシスの高い画像処理能力と簡易な操作性を評価、ネットワークカメラから構成される「多眼カメラ」を構築〜

 世界のネットワークカメラ市場のリーディング企業である、アクシスコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:浅野誠一、以下アクシス)は、東京大学(東京都文京区、総長:小宮山 宏、以下東大)大学院情報理工学系研究科 苗村研究室がアクシスのネットワークカメラ「AXIS 210」を採用し、64台のネットワークカメラを縦横8 x 8台に配列した多眼カメラの構築を行い、リアルタイムでの自由視点画像合成技術の基礎研究に活用したことを発表いたします。同研究室への導入台数はおよそ150台となります。

<この研究について>
 この研究では、縦横8 x 8台のカメラを二次元アレイ状に構成したカメラから同時に取得されたビデオ画像をもとに、ユーザが任意に指定した新しい視点から見た画像(自由視点画像)を合成する処理をリアルタイムで実現しています。

 この多眼カメラによる画像合成システムは、二次元アレイ状に構成した64台のカメラの撮影範囲内で、任意の視点から見た映像を合成し、再現します。本システムでは、マウス操作により、画像を合成する視点位置を簡単に操作できるインタフェースを実装しています。
 
 例えば、部屋の中にいるある人物を、従来のビデオカメラで正面から撮影した場合は、カメラを移動させない限り、人物の正面側からの映像しか映りません。しかし、この多眼カメラを用いて撮影し、画像合成を行った場合、モニターに映った人物を斜め上や下など任意の視点から見た画像が再現され、カーソルを動かすだけで様々な視点から閲覧できます。

<多眼カメラ構築における課題>
同研究室は、高度な臨場感の記録と伝送を目的とした、多視点映像技術の開発において様々な成果を挙げています。今回の研究ではリアルタイム処理を目標としたため、多数のカメラからの動画像データをいかに効率的に計算機に取り込むかが最大の課題となりました。

同研究室が1998年から2001年にかけて開発した多眼カメラシステムは、4 x 4台の合計16台のアナログカメラから構成されており、アナログ映像回路を通じて、1台のワークステーションに映像を取り込む仕組みになっていました。この方式では、映像伝送の帯域に限界があるため、カメラの台数をそれ以上増やすのが現実的ではなかったことに加え、配線が複雑になるため、いったん設置すると移設するのに手間がかかり、撮影場所が実験室に制限されるという欠点がありました。これらの課題を解決し、さらには高品位な画像合成を実現するため、2005年以降,新しい多眼カメラシステムの構築に取り組んできました。

<アクシスのネットワークカメラによる解決策>
AXIS 210ネットワークカメラを採用した新たな多眼カメラでは、アクシス独自の高度な画像圧縮技術により、カメラ本体で最大30 fpsでMotion JPEGによる画像圧縮を実行できることから、限られた映像伝送の帯域を効率的に活用でき、64台のカメラからの動画像を同時に計算機に取り込むことが可能になりました。さらに、HTTPサーバ機能も内蔵しているため、PC端末から簡単な命令を送るだけで解像度や圧縮率などカメラの設定を行うことが出来るため、システム構築の手間も軽減されました。

 今回の採用について、同研究室の苗村健准教授は次のように述べています。「臨場感の高い映像を合成するためには、入力映像を取得するカメラにも一定以上の品質が要求されます。その意味でアクシスのカメラはコスト面も含め、非常にバランスが取れていました。」また、「米国で同じ分野の研究者がアクシスのネットワークカメラを採用していたことが決め手となりました。」と、同研究室の高橋桂太特任助手は述べています。さらに、「多眼カメラシステムの構築は時間と労力が必要でしたが、ここに時間を取られてしまうと、本来の研究が遅れてしまいます。その点、アクシスのネットワークカメラはセットアップや使い方が簡便で、研究の効率化に役立っています。また、導入後の製品のアフターケアにも満足しています」と語っています。

 現在,同技術は、実写品質のCG合成、立体画像放送、空間共有通信、3次元デジタルアーカイブなどの分野において、より高い臨場感を実現する有力な手段として広く実用化が期待されています。

今後もアクシスコミュニケーションズは、日々進歩する最先端の画像処理技術開発にも貢献できる、高度な技術を備えた製品を提供していきたいと考えております。

本導入事例参照URL:http://www.axiscom.co.jp/solution/video/case.htm

■東京大学、苗村研究室について

東京大学苗村研究室は,工学部電子情報工学科,大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻,大学院情報学環・学際情報学府において,メディア+コンテンツの教育および研究を進めています.「空間性・写実性」「身体性・実体性」「創造性・五感性」という3つの柱を掲げ,光学設計・センサ応用とソフトウェア処理を融合した技術分野を開拓してきました.これまでに,空間共有通信・3次元映像処理・コンピュータグラフィックス・空間像ディスプレイ・実世界指向インタフェース・複合現実感・可視光通信・メタバース応用・メディアアートなどの分野で多数の受賞があります.

■アクシスコミュニケーションズ株式会社について
アクシスコミュニケーションズ株式会社は、ネットワークカメラを中心としたネットワークビデオソリューションをワールドワイドで展開するスウェーデンのAxis Communications ABの日本法人として1994年に設立されました。当社の製品は、独自設計のASICを採用し、高い画像品質とネットワーク接続性を誇っています。また、オープンスタンダード技術に準拠することにより、他システムとの統合性および、システムの柔軟性と拡張性の高さを実現しています。アクシスのネットワークカメラは、1996年の出荷以来、主にセキュリティ監視や遠隔モニタリング用途として、世界70ヶ国で100万台以上(2007年10月現在)が導入され、日本国内でも多くの導入実績を誇ります。詳細はhttp://www.axiscom.co.jp/をご覧下さい。

■本件問合せ先■
アクシスコミュニケーションズ株式会社 マーケティング
〒108-0075 東京都港区港南2丁目16番1号 品川イーストワンタワー13階
TEL:(03) 6716-7850 FAX:(03) 6716-7851
E-mail: marketingkk@axiscom.co.jp

関連URL:http://www.axiscom.co.jp/solution/video/case.htm

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帝国データバンク企業コード:
984774345
商号:
アクシスコミュニケーションズ株式会社
商号かな:
あくしすこみゅにけーしょんず
英文商号:
Axis Communications KK
URL:
http://www.axiscom.co.jp
業種:
サービス業
所在地:
〒 108-0075
東京都港区港南2-16-1
品川イーストワンタワー13F
電話番号(代表):
0367167850
上場:
未上場
資本金:
10,000(単位:千円)
従業員数:
13人
設立年月:
1994年2月
代表者:
浅野 誠一
代表者名ふりがな:
あさの せいいち

* 2008年05月19日時点の情報です

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