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「金相場が2020年ころまで上昇を続けるというシナリオ」【ドットコモディティ】



「エネルギー問題を解消するシェール革命のどこかにウソがある」

「エネルギー問題を解消するシェール革命のどこかにウソがある」

(1/17 更新)
東京工業品取引所の前身である東京金取引所で金が上場され取引が開始されたのは今から31年前の1982である。東京で金相場が取引されて以降、相場はずっと下げ続けてきたわけだが、取引開始後から約20年もの長き年月を経て金相場は安値を出し切り、2000年を境に上昇相場に転じた。

金相場は、1999年9月の安値836円から今年1月17日には4828円まで上昇、この結果、最大の値上がり幅は4000円近くに達し上昇率も6倍近くになっている。同時に、東京工業品取引所で上場されて以来の最高値をつける展開である。なおドル建て金は1999年8月の安値253ドルから2011年には一時1923ドルまで上昇、安値から最大で7倍以上に達している。

このような大型の上昇相場となっていることから、専門家の中には、「これ以上の金価格の上昇を望むことは難しい。逆に、ここからは大きく下落する展開となることを想定する必要がある。追随買いは厳禁」とする声が広がっていることも事実である。

しかし、金の価格は、最大のロング・ターム(長期トレンド)の周期は25年といわれ、相場が上昇に転じてからはまだ12~13年が経過しているだけであるため、今の金相場の上昇はまだまだ上昇の途上だとの見方もできる。このため、一つの仮定の話しだが、将来のドル建てで考える金価格は、2020~2022年頃まで上昇トレンドを維持して3000ドル前後まで上昇するという見方もできるのである。

勿論、上げた相場は下落に転じるので、仮に最大の高値が3000ドルであるとするなら、そこから、一気に過去最大の下げとなって1000ドル付近まで下落するという相場の展開も想像できる。その時期は、25年周期の最終段階となる2023~2024年頃ということなるのかもしれない。

いずれにしても、相場が上昇するのは、それなりの原因があるわけで、その原因が存続する限り相場の流れに変化が出るとは考えにくい。そして、今、金相場の上昇が続いているのは米国の量的緩和の政策が奏功してマネーの流れに風通しが良くなり、それが金融市場全体に対して明るいトーンをもたらしていることが挙げられる。

事実、金相場のトレンドと米国の通貨供給量の流れには明らかな高い相関がある。投資資金が増えた分だけ、最も投資先として安心な金市場が見直されるのは当然の帰結である。ただし足元のドル建ての金相場は上値が重い展開である。金融不安が解除される方向にむかっている分だけ、流動性マネーが株式マーケットへと再分配されているためだ。このため株高・金安がもたらされている。

しかしながら、投資マネーの流れは、金融市場が一段と明るくなければなるほどリスクオンが加速され、金市場に再流入しそうだ。このときの金価格の上昇は、前述のとおり、過去に例をみないほど大型となる可能性がある。
・トーキョートレーダーズタイムズ代表取締役 小針秀夫

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所在地 :東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 :舟田 仁(じん)
資本金 :18 億9,999 万円
事業内容:
1、商品先物取引法に基づく、商品デリバティブ取引およびそれに付随する業務
2、金融商品取引法に基づく、金融商品仲介業務およびそれに付随する業務
3、システム提供サービス及び上記1、2に付随するサービス提供業務

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