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『週刊ダイヤモンド』4/20号(4/15売)の特集は『今、買うならこれだ!(得)マンション』



株式会社ダイヤモンド社より毎週月曜日に発売されている、経済・金融・企業情報をタイムリーに伝えるビジネス誌、『週刊ダイヤモンド』。
4月15日に発売される4/20号の特集は『今、買うならこれだ!(得)マンション』。特集の読みどころは下記のとおり。その他、ビジネス、経済に関する最新の記事も満載です!


──CONTENTS─────────────────
■特集
今、買うならこれだ!
(得)マンション

Prologue 動き始めたマンション 

Part 1 お得な優良物件を探せ 
Part 2 復活する中古マンション  

■特集2
存在意義を問い続けた130年
揺れる動物園 挑む水族館



──「今、買うならこれだ!(得)マンション」特集の読みどころ───

■ついにバブルの到来か!?
■動き始めたマンション

リーマンショック以降、地味な動きだったマンション市場が、久々に盛り上がりを見せている。アベノミクスの効果を先読みした富裕層がいち早く動き、サラリーマン層も追随する展開だ。

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■高給物件を買い漁る富裕層
■追随する金融マンと外国人

 
 高級ブランドのフラッグシップショップが立ち並び、都心の一等地として名高い表参道駅界隈。メインストリートから少し奥まった場所にある三菱地所レジデンスのモデルルームには年明け早々、フェラーリやマセラッティ、ランボルギーニなどの高級外車がひっきりなしに出入りし、スタッフが接客に追われていた。販売しているのは、同社の「ザ・パークハウス 西麻布レジデンス」。敷地面積3000平方メートルのタワーマンションで1億円を超える部屋も数多い高級物件だ。菊地伸一所長は「昨年は売れにくかった価格帯の部屋も売れるようになり、購入者の検討時間もかなり短くなってきた」と話す。
 昨年、既にマンション市況は底打ち感があったものの、買いたいと思わせるだけの大きな要因もなく、迷う客が多かったという。それが、年末に状況は一変。衆議院選挙で自民党が圧勝し、アベノミクスが始動したことで、マンション市況に火が付いた。市況を好転させている最大の要因はインフレ。長らく低迷を続けてきた不動産価格が上昇するのではないかとの観測だ。既に株価は急上昇。これがいずれ、不動産にまで波及するのではないかとの見方が強まっている。そうなれば、マンション価格は上がるし、購入した物件の資産価値も上がるだろうから、その前に買っておこうという思惑が働く。
 また、超低金利も後押しする。日本の金利は長らく低水準のまま推移してきた。黒田東彦・日本銀行総裁が就任早々打ち出した大胆な量的緩和策によって、住宅ローン金利はむしろ低下傾向を強めるだろう。だが、将来的に物価が上がれば長期金利も上昇に転じる可能性が高く、歴史的な低金利を享受するチャンスは今しかないとのムードが高まっている。
 さらに給料の引き上げもマンション価格の先高感に影響する。アベノミクスが成功したとしても、賃上げが波及するのはしばらく先になりそうだが、実現すれば購買力が増し、ひいてはマンション価格の上昇につながる。
 こうした構図を思い描き、「今が買い時」とばかりにモデルルームに走ったのは、富裕層だけではない。銀行や保険、証券など、いわゆる金融マンたちも年明けからなだれ込んだ。抜け目のない人たちだけあって、自分が住む物件に加えて、1LDKなどの小ぶりな部屋を投資用として購入するケースも少なくないという。
 2月に入ると、今度は外国人が動き始める。台湾や香港、シンガポールなどの富裕層が「日本に旅行に来た際のセカンドハウス需要や、投資用として購入していた」(菊地所長)。
 折しも昨年から10%以上もの円安になっている。彼らからすれば、10%オフで購入している感覚だから、お買い得感はかなりのものだ。
 こうして、昨年までは値下げしなければ売れなかった表参道や青山、六本木などでも、飛ぶように売れている。まさにマンション購入のドミノ倒し。それが3月に入るや、ついに一般のサラリーマン層にまで波及し始めたのだ。


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■サラリーマン層にも波及
■GW以降は一大商戦に

 
 東武野田線・新船橋駅から徒歩3分、ショッピングセンターや総合病院、公園などと共に開発された「プラウド船橋」は昨夏から販売を開始し、今年3月末時点で総戸数1500戸のうち、1200戸が売れている。
「大型物件で、後半の苦戦は覚悟していたが、今年に入っても予想外の売れ行きで驚いている」。三菱商事と共に開発を手がける野村不動産の岩切真吾・住宅事業本部住宅営業一部長はこう話す。購入層の中心はサラリーマン世帯。通常なら完売まで3~4年かかってもおかしくない規模だが、今年夏には完売する見通しだ。各地で開催しているマーケットセミナーにも、サラリーマンやその家族らが押し寄せている。
 これまでは、「部屋のスペックにばかり関心が集中し、マーケット動向などには興味さえ示さなかった」(岩切部長)が、今やマンション購入を検討し始めたビギナー層にも、アベノミクスや量的緩和などのキーワードが浸透し、購入意欲は着実に高まっている。デベロッパー側も、そうした客層に照準を合わせる。中央区の晴海や月島、江東区の豊洲、東雲といった人気の湾岸エリアで大型のタワーマンションを相次いで建設、大型物件を次々とオープンさせるのだ。東京駅界隈や銀座、大手町から近いが、元々は工場や倉庫地帯でこれから整備される地域であるため、販売価格が比較的安い点もサラリーマン層には魅力的だ。
 三井不動産レジデンシャルの「パークタワー東雲」もその一つ。斎藤裕・開発事業本部都市開発二部営業室長は「月を追うごとに検討時間が短くなり、ゴールデンウイークにはかなり期待できそう」と顔をほころばせる。
 まるでバブルの様相を呈しているが、不透明感も漂っている。
「ちょうど2006年ごろの手応えと似ている」──。マンション営業マンたちは口々にこう話す。リーマンショック前の数年間、需要が盛り上がり、価格の値上げ改定に沸いた時期があった。その初めのころの雰囲気に似ているというのだ。

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■過熱する土地取得競争
■先行きに漂う不透明感

 
 バブルがはじけて以降、販売戸数、価格共に低迷、借金して土地を仕入れた中小デベロッパーはバタバタと倒産した。
 リーマンショックに襲われたこともあるが、購入層の給料が上がる要素さえない中で、土地の取得競争を繰り広げ、マンション価格をつり上げていったツケが回ったのだ。にもかかわらず、デベロッパーはまたぞろ土地の取得合戦を激化させようとしている。マンションブームというバスに乗り遅れてはならないとばかりに、土地の上昇スピードに給料が追い付いていかず、「販売価格に転嫁できないかもしれない」といったリスクには目を背けながら。
 おまけに、半年前あたりから、「資材や人件費が急騰してきたことも懸念材料」(木村俊久・大京執行役員事業統括部長)で、再び消耗戦に突入する可能性もある。確かに、金利の動向などを正確に予想することはできないながらも、販売価格や住宅ローン金利などが現状より悪化することはなさそうで、今買っても損はしない局面ではある。だが、本当に今、買うのが得策なのか。「人気のあるエリアだから」「モデルルームを見て気に入ったから」などの理由で、物件を選んでないだろうか。子どもができたり、成長して部屋が狭くなったといったライフスタイルの変化によって、10年程度でマンションを買い換えるケースが多い。いざ、売却しようとした際、ローンの残高と比べて売却価格が安ければ、おのずと負担は増える。
 そうした意味で、マンション選びにおけるポイントは、立地や物件のスペックもさることながら、資産価値を見極めることが重要といえる。マンションを取り巻く経済環境を押さえつつ、冷静な選択眼を養い、後悔しないマンション選びを行ってほしい。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 田島靖久)

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●『週刊ダイヤモンド』4/20号(雑誌コード:20243-4/20)
●定価 690円(税込)
●2013年4月15日発売


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ダイヤモンド社営業局営業部(担当:岩佐、大曽根)
TEL:03-5778-7241 FAX:03-5778-6619 
E-mail: osone@diamond.co.jp

関連URL:http://www.diamond.co.jp/magazine/20243042013.html

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