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「静かな上昇を開始した銀相場はこれから本格的に上昇しそう!」【ドットコモディティ】



(10/31更新)
銀相場が静かに上昇を開始している。国際指標のNY銀は、今年6月末には一時18ドル前半まで下落していたが、8月末には25ドルまで大きく上昇。その後9つきから10月にかけて修正安となったものの、10月中旬に一時21ドルまで下落すると底入れし、そこを起点として再び上昇の局面に入ってきた。

10月30日のNY銀は、中心限月の12月限が前日比0.49セント上昇して22ドル98セントで取引を終えた。一時23ドルを突破して23ドル09セントをつけ、9月19日以来6週間ぶりの高値圏に達した。同時に、10月15日の直近最安値20ドル49セントから2ドル59セント上昇。まだ上昇幅・率ともに小さいが、上昇が始まったばかりの相場なので、これからどこまで記録を伸ばすのか期待したい。

参考までに、連邦準備理事会(FRB)が最初の量的緩和を行ったのは2008年12月からだが、その後の商品相場は全面高の流れとなり、ドル建てのNY銀相場もその流れに乗じて大型の上昇相場を形成した。リーマンショック後の最安値は2008年10月の8ドル40セントで、ここを起点として2011年4月に一時49ドル53セントまで上昇。この間の上昇率は490%(5.9倍)であった。

2008年末からの同じ時期、同じ期間におけるNY金の上昇率が180%(2.8倍)だったことからすると、金よりはるかに上昇率は高くなっていたことになり、投資パフォーマンスは2倍超である。それだけ銀相場の場合は、一度相場の流れが明確になると火がついたように爆発的に上昇するという性質がある。

銀は、銀製品としてスプーンなどで代表されるように食器などで利用されることでよく知られているが、工業用需要も多く、この点からすると貴金属という面もあるが産業素材の需要比率も多い。また国別の世界の銀需要において、やはり中国の存在感は大きく需要シェアは年を重ねるごとに伸び続けている。

過去20年に渡り金属について調査している「北京安泰科信息発展」のアナリストによると、中国の銀需要は前年比で年毎に6~8%伸びが継続していることから、2013年は過去最高水準に達するとの見通しを示している。中国の経済成長率はやや鈍化しているが、このことが逆に、中国人投資家に対し割安である銀への投資需要を増やすのではないかと推測されている。この北京安泰科によると、中国の銀需要は、約33%を宝飾品とコインが占め、残りを写真用品や太陽光発電関連機器、電子機器などの工業用が占めていると公表している。これから先のことであるが、専門家によると「太陽光発電業界の復活がさらに銀の需要を押し上げるであろう」と予測している。中国政府は、太陽光発電設備について、2011年に2.6ギガワットを設置した後、2015年までに21ギガワットの発電能力を目指しているという。

目下のところ、金相場にしても銀相場にしても弱気な見方がマーケットを支配しているが、おそらくは金相場だけは出遅れても、銀とプラチナは健全な需給状況を背景に誰もが認める強気なマーケットを形成していく確率が高い。

・トーキョートレーダーズタイムズ代表取締役 小針秀夫
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