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「東京金とプラチナは総じて50円内外安・石油3市場は急落し複数限月が1000円超の下落」【ドットコモディティ】



(11/8更新)
■金
8東京金の日中取引は、軟調に引けた。大引けの前営業日比は、53~48円安。先限10月限は51円安の4139円で取引を終えた。

7日のNY金は、小反落。中心限月の12月限は前日比9.3ドル安の1308.5ドルで引けた。一時1296.0ドルまで後退し、10月17日以来3週間ぶりに1300ドルの心理的な節目を割り込む展開となった。相場は、短期的にヘッド&ショルダーが形成されて上値重い状況を強いられている。

米商務省が朝方発表した7-9月期の実質GDP(国内総生産)速報値が前期比2.8%増と1年ぶりの高い伸びを示し、事前予想の2.0%増を大きく上回ったため、「年内にも量的緩和縮小が始まる可能性がある」との観測が再浮上した。株式市場は一時1万5797ドルまで上伸して史上最高値を連日更新。ただし量的緩和策が長期化するとの期待が後退するにつれて利食い急ぎの売り物が続いて値を消す展開となった。NY金は一時1326.00ドルまで上伸して1日以来の高値をつけたが、買い物が一巡すると利食い急ぎが続いて値を消す展開となり、取引後半にかけて1296.00ドルまで下落する展開となった。

夕方5時から取引が再開される夜間取引では、強含みで推移する見通し。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1309.60ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4130~4160円中心。
  
■プラチナ
8日の東京プラチナの日中取引は、軒並み安で引けた。大引けの前営業日比は、53~47円安。先限10月限は50円安の4649円で引けた。

7日のNYプラチナは、軟調に引けた。中心限月の1月限は、前日比10.6ドル安の1456.8ドルで引けた。一時1473ドルまで上昇したにもかかわらず、安値引けとなった。

南アの主要プラチナ鉱山では、労働組合のストが長期化し生産に深刻な影響が及ぶ恐れがあるものの、コスト増とプラチナ価格下落により鉱山運営各社は身動きが取れない状況になっている。プラチナ鉱山労組で最大の鉱山労働者・建設組合連合は南アのインフレ率である6%を超える賃上げ提案を拒否した。同連合が主導するストにより、南アのアングロ・アメリカン・プラチナム やインパラ・プラチナム・ホールディングス、英ロンミンが運営する鉱山の操業が停止する可能性がある。

夕方5時から取引が再開される夜間取引では、強含み推移の見通し。午後3時30分現在のプラチナ現物価格は1455.25ドル。先限ベースの予想レンジは4640~4660円中心。
   
■原油
8日の原油相場は、軒並みに急落して引けた。大引けの前営業日比は、1270~1080円安。先限・4月限は1080円安の6万1230円で引けた。

7日のNY原油市況は、反落した。中心限月の12月限は前日比060ドル安の94.20ドル。一時93ドル台まで後退した。引き続き戻り売り基調が継続している。

石油輸出国機構(OPEC)は7日、年次の世界石油見通しを公表し、北米のシェールオイルの新たな抽出技術によってOPEC産石油への需要が急減する可能性があると報告した。OPECは、米国・カナダのシェールオイル生産量が2018年までに日量490万バレルに達するとの見方を示した。これは1年前に予想していた日量170万バレルの3倍近い数量。この結果、OPEC産原油の需要は18年までに日量100万バレル減少するとした。 今年だけでも米国・カナダのシェールオイル生産量は約30%増の日量330万バレルとなる見込み。これは水圧破砕法などの技術革新で、到達が難しい米テキサス、ノースダコタ両州などの複雑な岩層でも掘削が可能になったため。OPEC関係者によれば、シェールオイルの問題については12月の総会に合わせて協議の場を持つ予定。OPECは、世界的に石油需要が増えるため、シェールオイルの豊富な埋蔵量が長期的にはそれほど大きな影響を及ぼさないと引き続き主張している。北米でのシェールオイル抽出の成功が他地域でも再現できるとは考えにくく、抽出過程の消耗率も高いため、18年以降は生産量が減少するはずだとしている。

本日午後5時からの夜間取引は、同値圏横ばい推移の見通し。NY原油の夜間取引は午後15:30現在94.34ドル。予想レンジ(先限)は、6万1100~6万1400円中心。
  
■ガソリン&灯油
8日の石油製品相場は、全限安で引けた。ガソリン相場の大引けの前営業日比は、1160~920円安。先限・5月限は970円安の7万3650円で引けた。灯油は急落して引けた。大引けの前営業日比は、1390~840円安。先限・5月限は1390円安の7万2950円で引けた。

本日午後5時からの夜間取引は、横ばいで推移する見通し。予想レンジ(ガソリン、先限)は、7万3500~7万3800円中心。同じく灯油が7万2800~7万3200円中心。

■ゴム
8日のゴム相場は、総じて弱含み。前日の7日は総じて3円内外の堅調な動きとなったが、週末の相場は小幅に下げた。石油相場や金相場の急落により、連想売りも先行しやすい状況。

コモディティ全体の動きがやや右肩下がりで推移していることで、先行きの見通しに対してマー
ケットは悲観的である。特に石油相場が大きく値下がりしていることで、それが連想売りを誘いやすくさせている。更に石油安がインフレ後退要因となっている点も軽視できなくなっている。ざっくりではあるが、今のゴム相場は、強材料として、「世界的な規模としての新車販売台数の伸びとともにタイヤ向け需要の増大」があり、弱材料として、「石油価格の下落に伴う連動安」が指摘できる。

タイRSS3(対日商社向け12-1月FOB契約/バンコク港積み)250.00¢。理論上の採算値 254.30円。インドネシア産TSR20オファー(10-11月FOB契約/Belawan 港積み)228.00¢
  
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