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「プラチナが軒並み100円を超える大幅安・金も50円超の急落・ゴムやトウモロコシも下落」【ドットコモディティ】



(11/19更新)
■金
19東京金の日中取引は、軒並みに下落して引けた全限が50円を超える大幅な下げとなった。大引けの前営業日比は、56~54円安。先限10月限は55円安の4091円で取引を終えた。
18日のNY金は、軟調。軒並み15ドル強の下落となった。中心限月の12月限は前日比15.1ドル安の1272.3ドルで引けた。

前週の米議会公聴会で連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン副議長が金融緩和策の継続に意欲を示したため、株式市場は一時1万6040ドルまで上伸して4日連続で史上最高値を更新した。中国政府が「一人っ子政策」の見直しを含めて投資促進などの改革を発表したことや、ドイツ連邦銀行(中央銀行)が今後数カ月で同国経済が再び加速するとの見通しを明らかにしたことは、景気の先行きに対して明るい材料となった。一方でNY株価が1万6000ドル台に乗せたところで著名投資家が今後の株価に警戒ムードを示したため、利食い急ぎの売り物が続いて値を消すなど波乱含みな展開となった。NY金は一時1269.20ドルまで下落して13日以来の安値をつけた。
夕方5時から取引が再開される夜間取引では、横ばいで推移する見通し。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1272.95ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4080~4100円中心。
  
■プラチナ
19日の東京プラチナの日中取引は、急落して引けた。全限が100円を超える崩落となった。大引けの前営業日比は、117~102円安。先限10月限は104円安の4570円で引けた。
18日のNYプラチナは、急落して引けた。中心限月の1月限は、前日比27.9ドル安の1411.0ドルで引けた。金の下落とともにプラチナもファンドの売りが主導した。中心限月は一時1410ドル飛び台をつけた。

NYプラチナが軟調な相場地合いとなっていること、あるいは前日までの円安に歯止めがかかり逆に円高気味に為替が動いたこともマイナス要因となった。
夕方5時から取引が再開される夜間取引では、同値圏横バイの見通し。ただし値動きの幅は大きくなりそうだ。午後3時30分現在のプラチナ現物価格は1407.10ドル。先限ベースの予想レンジは4550~4590円中心。
   
■原油
19日の原油相場は、小幅に下落して引けた。大引けの前営業日比は、140~90円安。先限・4月限は110円安の6万4550円で引けた。

18日のNY原油市況は、軒並み安で引けた。中心限月の12月限は前日比0.81ドル安の93.03ドル。様子見気分が支配的であり、消極的なマーケットとなっている。

NY原油相場は、シェールオイルの供給増が構造的な問題となって継続化していることで、原油需給の緩んだ状態が続くとの観測から売りが優勢となった。米国内では原油在庫が高止まりしているほか、18日は有力産油国サウジアラビアによる9月の原油の輸出量が2005年以来の高水準になったと伝えられたことも国際原油需給に対する緩和懸念につながった。
本日午後5時からの夜間取引は、弱含み推移の見通し。NY原油の夜間取引は午後15:30現在92.77ドル。予想レンジ(先限)は、6万4500~6万4400円中心。
  
■ガソリン&灯油
19日の石油製品相場は、期近から期中にかけた限月が弱含みで推移して引けた。ガソリン相場の大引けの前営業日比は、340円安~変わらず。先限・5月限は変わらずの7万6830円で引けた。灯油は期先から堅調に引けた。

大引けの前営業日比は、30~300円高。先限・5月限は300円高の7万5920円で引けた。
本日午後5時からの夜間取引は、弱含みで推移する見通し。予想レンジ(ガソリン、先限)は、7万6700~7万7000円中心。同じく灯油が7万5700~7万5950円中心。
   
■大豆&トウモロコシ
19日の東京一般大豆は、まちまちで引けた。大引けの前営業日比は、80円安~850円高。先限・10月限は80円安の5万4060円で引けた。トウモロコシは軒並み続落した。大引けの前営業日比は、510~230円安。先限・11月限は330円安の2万4540円で引けた。

18日のシカゴ穀物市況は全般に軟調。シカゴ大豆はまちまち。中心限月・1月限は前日比7.00セント高の12ドル87.50セントで引けた。一方、シカゴ・トウモロコシは軒並み安で引けた。中心限月・12月限は10.00セント安の4ドル12.00セントで引けた。
シカゴ市場は南米の好天が続いて豊作予想が強まる中で、コーン市場は米政府が前週末にガソリンに混合する再生可能燃料の混合割合を引き下げたため、エタノールの需要が減退するとの警戒感が強まって続落し、全限が一代の新安値を更新するとともに、期近ベースでは2010年8月26日以来の安値をつけた。ウクライナ産コーンが割安な価格で持ち回られているため、米国産が競争力を維持するためには一段の価格の下落が必要とのコメントが伝えられた。大豆市場は下げ過ぎ感が否めない中、引き続き中国向けの旺盛な需要が続くとの期待から反発。ただ、中国の買い付けペースがこれからスローダウンするとの警戒感が強いため、前日の高値をテストするだけのパワーはなく、高値から値を消して小反発にとどまった。前週末に全米油糧種子加工業者協会が発表した10月の月間搾油報告で大豆の油分歩留まりが高いため、大豆油の在庫積み増しが続くとの観測から「大豆ミール買い・大豆油売り」のサヤ取りが進展した。

14日現在の週間輸出検証高はコーン、大豆ともに増加して前年同週を上回るなど好調。コーンは3076万ブッシェルに増加して2週間ぶりの高水準となり、8週連続で前年同週を上回った。中国向けの出港が1444万9000ブッシェル(36万7000トン)で、全体の47%を占めた。今季累計が前年同期比39%増の2億5468万6000ブッシェル。大豆は8780万9000ブッシェルに増加して今季最高となり、4週連続で前年同週を上回った。中国向けの出港が7058万8000ブッシェル(192万1120トン)で、全体の80%を占めた。日本向けの出港は35万4000ブッシェル(9630トン)。今季累計が前年同期比1%増の5億886万6000ブッシェル。

シカゴ穀物市場の夜間取引は、日本時間の午後15時30分現在、大豆が12ド84.75セント、トウモロコシが4ドル11.00セントで推移。夜間取引の先限ベースの予想レンジは、大豆(一般大豆)が5万3900~5万4100円中心。同じくトウモロコシの予想レンジは2万4400~2万4700円中心。
  
■ゴム
19日のゴム相場は、軒並みに下落した。為替が円高に振れたこと、あるいは貴金属を中心としたコモディティ全体が下落したことで、連想売りが誘われた。東京先限は、260円を割り込み、258円前後での軟調な推移となった。大引けの前営業日比は、3.0~1.3円安。
タイRSS3(対日商社向け12-1月FOB契約/バンコク港積み)250.00¢。理論上の採算値 258.00円。◇インドネシア産TSR20オファー(12-1月FOB契約/Belawan 港積み)230.00¢


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