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「景気回復とともに銅などの産業素材市況は上向く見通し」【ドットコモディティ】



(12/05更新)
銅や鉛、アルミ、銀、ニッケルなどの産業素材銘柄は、依然として安値圏での低迷が続いているだけでなく、アルミ相場などは右肩下がりの傾向から脱却することができず、日を追うごとに一段と上値を削る市況情勢を余儀なくされている。しかし、近々、安値を出尽くして上昇トレンドに回帰する公算が強い。少しずつではあるが、世界景気が回復の方向にあると見受けられるためだ。

JPモルガンが2日に発表した11月の世界製造業景気指数(PMI)は前月の52.1ポイントから53.2ポイントに上昇し、2011年5月以来の高水準をつけた。新規受注が大きく伸び全体を押し上げた。同時に指数は分岐点の50ポイントを11カ月連続で上回った。新規受注は53.3ポイントから54.8ポイントに上昇して2011年2月以来の高水準となった。生産も52.9ポイントから55.3ポイントまで上昇して、生産も同様に2年10カ月ぶりの高水準を記録した。

統計を発表したJPモルガンは、今回の11月のPMIデータは世界の製造業生産が加速する兆候を示唆していると指摘、中でも、日米英3カ国が好調で、ユーロ圏全体も最悪期を抜け出して、脆弱ではあるものの緩やかな回復基調が継続していると結論付けた。

一方、米供給管理協会(ISM)が2日発表した11月の製造業景気指数も57.3ポイントと回復傾向。10月の56.4ポイントから0.9ポイント改善された。これは2011年4月以来2年7カ月ぶりの高水準。同指数は5月時点で50ポイントを下回っていたものの、6月以降は6カ月連続で50ポイントを上回って推移している。特に、新規受注は60.6ポイントから63.6ポイントまで大きく上昇して、同様に2年7カ月ぶりの高水準に達した。

加えて、米商務省が発表した10月の新築1戸建て住宅販売は前月比25.4%増の年率44万4000戸で、1980年5月以来約33年半ぶりの大きな伸びを示した。住宅ローン金利が上昇するなかにおいても、市況改善が進んでいることを示した。このように新築住宅販売が好調さを維持していることに伴い、新規住宅の在庫は減少している。9月時点では3年ぶりの高い水準となっていたが、そこから4%近く減少した。

以上の最新統計を見る限り、米国が牽引役となって世界的な規模で景気は上向きトレンドに回帰したように見受けられる。特に製造業関連の指数が陽転しているということは、実体経済も改善されていることを意味しており、来年の世界景気が良くなるとの見方を誘う。

とりわけ、注意して動向に注目しているのが銅相場。国際指標であるLME市場の銅3カ月物相場は現在トン当たり7000ドル付近で推移しているが、これが8000ドルを抜けて9000ドルまで上昇した場合、2011年の史上最高値1万0190ドルが視野に入ってくるだろう。

・トーキョートレーダーズタイムズ代表取締役 小針秀夫
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