富士フイルム株式会社


富士フイルム 医療IT事業を拡大 米国医療ITシステムメーカー TeraMedica(テラメディカ)社を買収



病院内の広範なデジタルデータを管理・保管するアーカイブシステムを展開

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、米国の販売子会社 FUJIFILM Medical Systems U.S.A, Inc.を通じて、医用画像情報システム(PACS)(*1)の診断画像や各種動画など病院内の各診療科が扱う広範な診療情報(*2)を効率的に管理・保管するアーカイブシステムを提供する米国医療ITシステムメーカー TeraMedica, Inc.(本社:米国ウィスコンシン州ミルウォーキー、以下テラメディカ社)の買収を完了し、米国東部時間2015年5月11日より富士フイルムグループの100%子会社として新たにスタートさせました。

◆米国医療ITシステムメーカー TeraMedica(テラメディカ)社を買収の詳細は、富士フイルムのWebページをご覧下さい。
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0976.html?link=n2u

昨今、病院では、CTやMRIなどで撮影した診断画像、内視鏡検査や手術時に撮影する動画など、さまざまな診療情報が診療科ごとに異なったシステムで管理されており、これらの診療情報を一元的に管理し、患者ごとに一覧できるシステムが求められています。また、一つの病院の診療情報を管理・保管するだけでなく、複数の病院の多くの診療情報を一元的に管理し、共通のルールで運用することで、地域医療連携などに活用したいとのニーズも高まっています。

これらのニーズに応えるシステムとして、異なるメーカーのPACSや各臨床部門システムに管理されている多様な診療情報を一括して管理できるアーカイブシステム「Vendor Neutral Archive(以下VNA)」が注目され、欧米を中心に普及が進んでいます。

今回買収の対象となるテラメディカ社は、2001年に設立され、米国でトップクラスの医療体制を整えた大手病院Mayo Clinicの協力の下にVNAを開発。2003年から米国での販売を開始し、VNAの先駆者として市場をリードしてきました。テラメディカ社のVNAは、その優れたシステム設計と拡張性が高く評価され、2014年にVNA分野で「Best in KLAS awards」(*3)を受賞。Mayo Clinicをはじめ約200の病院、全世界で合計300以上の病院へ導入されています(*4)。

富士フイルムは、2013年より米国においてテラメディカ社と販売提携を行い、同社VNAの導入を進めてきました。今回、同社を子会社化することにより、当社は病院内のデジタル化された広範な診療情報を一括管理できるVNAの導入をより加速させるとともに、病院間の診療情報を連携させるシステムを構築することで、地域医療連携の促進を図っていきます。

富士フイルムの医療IT事業では、医用画像情報システム「SYNAPSE」を核に、循環器画像システム「SYNAPSECardioVascular(シナプス カーディオバスキュラー)」や、内視鏡・超音波情報管理システム「NEXUS(ネクサス)」、生体情報システム「Prescient(プレシエント)」など、放射線科以外の情報システムも広く提供しています。

当社は、テラメディカ社のVNAと、当社の情報システムを組み合わせることで、今まで以上に効率的で、診断に寄与するソリューションを提案し、また、積極的にグローバル展開を推進していきます。

当社は、ビッグデータ化する診療情報の活用を推進し、医療現場のさまざまなニーズにこたえる、幅広い製品・サービスを開発・提供することで、さらなる診断の効率化と医療の質の向上、人々の健康の維持増進に今後も貢献していきます。

<テラメディカ社の概要>
社名 :TeraMedica, Inc.
設立 :2001年
所在地 :米国ウィスコンシン州ミルウォーキー
事業内容 :VNAシステムの開発・販売

*1 Picture Archiving and Communications Systemの略。CT、MRI、CRなどの医用画像診断装置からの検査画像を電子的に保存・検索・解析する医用画像情報システム。
*2 PACSで管理する標準規格DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)画像、JPEG画像、MPEGの動画、PDFファイルなど。
*3 ヘルスケア情報技術のベンダー・製品のパフォーマンスのモニタリングおよび報告を専門にする米国の調査会社KLAS Enterprises, LLCが、該当分野で顧客ユーザーからの評価が最も高かった製品に贈る賞。同社は、全米のヘルスケア・テクノロジーについて正確で客観的な情報を提供すると評価されている。
*4 提携パートナーからの販売を含む。

<関連リンク>
富士フイルムの事業領域:メディカルシステム・ライフサイエンス
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/solution/healthcare/index.html?link=n2u
富士フイルムの医薬品 製品ラインアップ
  ⇒ http://fujifilm.jp/business/healthcare/index.html?link=n2u
富士フイルムニュースリリース一覧
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=n2u
富士フイルム株式会社
  ⇒ http://fujifilm.jp/?link=n2u
※リンク先は本件掲載時点の情報であり、予告なく変更になる場合があります。
※本ページに記載している地名・人名など一部の文字で表示できない旧字体は新字体または平仮名に置き換えている場合があります。
※本ページに記載している個々の文章、図形、デザイン、画像、商標・ロゴマーク・商品名称などに関する著作権その他の権利は富士フイルムまたは原著作権者その他の権利者が有しています。

関連URL:http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0976.html?link=n2u

※この記事は配信日から1年以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。




注目ワード
ハロウィン
ピンクリボン
文化祭
中間決算
紅葉
ランドセル