学校法人近畿大学


「バイオコークス」のブランディング事業が本格始動 文部科学省「平成28年度私立大学研究ブランディング事業」選定



次世代固形燃料「バイオコークス」

次世代固形燃料「バイオコークス」

近畿大学バイオコークス研究所(北海道恵庭市)は、平成29年(2017年)2月25日(土)に、次世代燃料バイオコークスのブランディング事業本格始動に向けたキックオフ会議を開催します。

【本件のポイント】
●植物性廃棄物等のバイオマス資源から製造する次世代固形燃料「バイオコークス」がクロマグロの完全養殖に続き、世界のエネルギー資源枯渇を防ぐ一研究となることを目指す事業
●このキックオフ会議で、研究所教員が現在の取組みについて発表
●全国から本事業に関する有識者約30名が集まり、評価を行う

【本件の概要】
文部科学省は、私立大学が持つ独自性の強化とこれによる多様性の発揮を目的として、全学的な独自色を大きく打ち出す研究に取り組む私立大学・私立短期大学に対し、経常費・設備費・施設費を一体として重点的に支援する「私立大学研究ブランディング事業」を今年から実施し、全国198大学からの申請のうち、本学を含む40大学の事業を選定しました。
今回のキックオフ会議では、今後のバイオコークスにおける取り組みについて、本学教員が4つのブランディングテーマを発表し、全国から集まった有識者約30人に評価していただきます。なお、会議終了後にはバイオコークス研究所内の施設の見学会を行います。

【キックオフ会議概要】
■日  時:平成29年(2017年)2月25日(土) 9:00~11:00
      施設見学会 11:10~12:00
■会  場:近畿大学バイオコークス研究所
      (北海道恵庭市南島松157-1、JR千歳線「恵庭駅」から車で約10分)
■発表内容:・プライベート・ブランディング事業の取り組み(バイオコークス研究所 教授 井田 民男)
      ・バイオコークスの燃焼利用への取り組み(同研究所教授 渕端 学)
      ・ISO標準化への指針に関する取り組み(同研究所教授 澤井 徹)
      ・地域での地産地消に関する取り組み(同研究所講師 冨田 義弘)

【本学が取り組む4つのブランディングテーマ】
1.地産地消を支える近大バイオコークスのブランディング
商店、企業等の連携を進め、地域に点在する廃棄・未利用バイオマス資源の用途を見据えた小規模でのバイオコークス活用のための検証を行い、それらの資源による地域活性化の可能性調査や普及・教育活動を行います。

2.地域循環型社会を支える近大バイオコークスのブランディング
国内において産官学等で連携を進め、地域に潜在する廃棄・未利用バイオマス資源の用途を見据えた中規模でのバイオコークス活用のための検証を行い、地域循環可能性を検討し、普及・教育活動を行います。

3.エネルギー基盤を支える近大バイオコークスのブランディング
国内・海外で幅広く連携を進めながら、国家レベルでの比較的大規模なバイオマス資源に着目し、特に、ASEAN、ブラジルなどとの連携により、石炭/石炭コークスに代替できるバイオコークスの検証を行い、世界へ普及・標準に向けた取り組みを行います。そして、全世界から本学の理念に基づく学生・研究者を募り、エネルギー教育を行い、世界に送り出すことを目指します。

4.親しめるデザインによる近大バイオコークスのブランディング
新しいエネルギーでありながら、製鉄や鋳造用である石炭/石炭コークスと同様に一般的に親しみがないバイオコークスを手に取り、親しみを感じるソフトなイメージを造り出すための活動を行います。本学が持つデザイン力を生かし、エネルギーへの関心を高める活動を世間一般に普及・教育活動に繋げていきます。

【次世代バイオ固形燃料「バイオコークス」】
バイオコークスは、近畿大学バイオコークス研究所所長・教授 井田民男が、平成17年(2005年)に開発した次世代のバイオ固形燃料です。バイオコークスは、工場などから大量に排出・廃棄される木くずや茶かすなどのあらゆるほぼ全ての光合成由来バイオマスから製造可能で、製鉄・鋳造炉で燃料として使われる石炭コークスの代替燃料となるバイオ固形燃料です。
バイオコークスには、「原料の100%を活用できる(製造時に新たな廃棄物が出ない」、「石炭コークスよりCO2排出量を削減できる」、「食糧や飼料を原料として消費せずに済む」という3つの特徴があります。現在、石炭コークスの代替だけでなく、家庭用燃料を含む、さまざまな用途での活用や環境負荷を低減する新しいエネルギーとして期待されています。
平成24年(2012年)に「平成23年度新エネ大賞資源エネルギー庁長官賞」を受賞。平成26年(2014年)3月には、大阪ガスエンジニアリングと共同で、マレーシアにおける2年間の生産実証導入試験を開始するなど、多くの成果をあげてきました。

【関連リンク】
バイオコークス研究所 教授 井田 民男(イダ タミオ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/933-ida-tamio.html

理工学部機械工学科 教授 渕端 学(フチハタ マナブ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/935-fuchihata-manabu.html

理工学部機械工学科 教授 澤井 徹(サワイ トオル)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/927-sawai-tooru.html

バイオコークス研究所 講師 冨田 義弘(トミタ ヨシヒロ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/936-tomita-yoshihiro.html

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/bio-coke/


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