学校法人近畿大学


近畿大学原子炉で海外技術者向け研修実施 アジア8カ国の技術者が原子炉運転実習



原子炉運転実習の様子

原子炉運転実習の様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)9月26日(火)に、海外の技術者(10人)を対象とした原子炉運転実習を実施します。これはアジアをはじめとした世界の原子力の安全技術と人材育成に貢献することを目的とした文部科学省事業「放射線利用技術等国際交流(講師育成)」における「原子力技術セミナー」の「原子力プラント安全コース」の一環で、公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター(福井県敦賀市)が実施しているものです。

【本件のポイント】
●海外の技術者を対象とした原子炉運転実習は運転再開後初めて
●世界の原子力の安全技術と人材育成に貢献

【本件の概要】
近畿大学原子炉は、国内のみならず、海外からの研修生を対象とした実習を行ってきましたが、平成25年(2013年)12月18日に試験研究用原子炉の新規制基準が施行されたことを受け、平成26年(2014年)2月6日に運転停止。以降、こうした実習は止まっていました。今回、平成29年(2017年)4月12日、3年ぶりに研究・教育利用を再開して以来、海外の技術者を対象とした原子炉運転実習を実施するのは初めてです。
本実習を機に、再び世界の原子力の安全技術と人材育成に貢献していきます。

■日   時:平成29年(2017年)9月26日(火)
■会   場:近畿大学東大阪キャンパス 原子力研究所(大阪府東大阪市小若江3-4-1)
■参加者国籍:マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、スリランカ、モンゴル、バングラデシュ(計10人)

【詳細スケジュール】
■日時:平成29年(2017年)9月26日(火)
■内容: 9 :00– 9 :50 【講義】スケジュール説明・保安教育
     9 :50–10:30  原子炉見学
    10:30–13:00 【実習】原子炉運転
    13:00–14:00  昼食
    14:00–16:00 【実習】中性子ラジオグラフィ

【近畿大学原子力研究所概要】
近畿大学原子力研究所は、昭和35年(1960年)4月1日、原子力に関する研究・教育を目的とする全学共同利用研究所として設立されました。近畿大学原子炉は、同年8月12日に設置が認可され、昭和36年(1961年)11月11日に臨界に到達し(熱出力0.1W)、我が国最初の民間原子炉・大学原子炉として運転を開始しました。
その後、昭和49年(1974年)10月に熱出力を1Wに増加し、昭和59年(1984年)1月には小動物用照射設備、中性子ラジオグラフィ用設備および拡大垂直照射設備が新設されました。近畿大学理工学部の学生実習および大阪大学、神戸大学、名古屋大学、九州大学などの学生の原子炉教育・訓練ならびに広範な分野の原子力研究に利用されています。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/aeri/


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