学校法人近畿大学


“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト 「ポット鉢栽培法」によるサツマイモの収穫教室



栽培棚から収穫している様子(昨年)

栽培棚から収穫している様子(昨年)

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)10月31日(火)~11月2日(木)、福島県川俣町の保育園、幼稚園、小学校計10施設にて、生物理工学部(和歌山県紀の川市)生物工学科生産環境システム工学研究室教授の鈴木高広らが開発した「ポット鉢栽培法」※ によるサツマイモの収穫教室をおこないます。

【本件のポイント】
●「“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト」としてイモの栽培から収穫までを実施
●ポット鉢を用いる空中栽培法では、地面から離して栽培するため土壌汚染による風評被害の心配がない
●町と大学との包括連携協定に基づき、町の復興、発展に向けた協力体制を強化

【本件の概要】
東日本大震災以降、近畿大学は「“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト」として、東日本大震災に伴う原発事故により、一部が計画的避難区域に指定された川俣町の早期復興を、総力を挙げて支援してきました。その一環として、町の保育園、幼稚園、小学校にて、土壌汚染の心配がないサツマイモ栽培および収穫授業、さらにイモを使ったエネルギー実験を実施し、町の子どもたちの豊かな体験を支援しています。

※「ポット鉢栽培法」は、生物理工学部教授の鈴木高広が考案した、ポリエチレン製で軽量のポットを使用し、底面から給水して土壌の乾燥を防ぐ栽培法で、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを安定的かつ大量に生産できます。

【本件の背景】
「ポット鉢栽培法」で生産された作物は、汚染された土壌を一切使用せず地面から離して栽培するため、放射能汚染問題の風評被害を避け、安心して食用に利用することができます。平成25年(2013年)から続けている本活動は、福島県川俣町復興支援として取り組んでいる「“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト」として、町の子どもたちが、イモの栽培を通して未来への夢と希望もいっしょに大きく育ててもらうことを応援するものです。震災以降初のイモの収穫は子どもたちに大好評で、以来、毎年改善を重ね、大きなイモが収穫できるようになりました。また、町の児童がイモを使ったエネルギー実験を体験することにより、バイオマス燃料としてのイモ活用法の普及にもつなげます。
川俣町は平成29年(2017年)3月に避難指示が解除されたことを受け、さらなる復興と発展に向けて動き始めました。平成29年(2017年)5月16日に締結した包括連携協定に基づき、さらに密接に連携・協力し、地域社会の発展、教育・研究の振興及び人材の育成を目指します。

【“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト 活動内容】
近畿大学が、14学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、東日本大震災に伴う原発事故により、一部が計画的避難区域に指定された川俣町の早期復興を、大学の総力を挙げて支援するために立ち上げたプロジェクトです。
近畿大学教員が提案した復興支援策を、1.農業・産業・町づくり振興支援、2.除染推進支援、3.健康・心身ケア支援、4.放射線・放射能測定支援のグループに分け、川俣町民の意向を取り入れつつ、平成25年(2013年)5月から本格的に始動しました。
なお、近畿大学は福島県川俣町から「震災復興アドバイザー」を委嘱されており、平成29年(2017年)5月16日には包括連携協定を締結しています。

【関連リンク】
“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト
http://www.kindai.ac.jp/about-kindai/social-activity/earthquake-east-japan/all-kindai.html

生物理工学部生物工学科 教授 鈴木 高広(スズキ タカヒロ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/146-suzuki-takahiro.html

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/


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