学校法人近畿大学


甘くて病気に強い「バンビーナ」の試食会を実施 近畿大学農学部と株式会社松井農園の共同開発メロン



共同開発したメロン「バンビーナ」

共同開発したメロン「バンビーナ」

近畿大学農学部(奈良県奈良市)農業生産科学科 教授野々村照雄らは、株式会社松井農園(以下 松井農園)との共同研究で、メロンが枯れてしまう病気「フザリウム病」に強く糖度の高いメロンの新品種「バンビーナ」を平成29年(2017年)に開発しました。この度、平成30年(2018年)7月18日(水)、「バンビーナ」の試食会を行い、今後の商品化について意見を交わします。

【本件のポイント】
●近畿大学と松井農園の共同研究でフザリウム病に強く、糖度の高いメロンを開発
●奈良県との包括的連携協定に基づき、将来的に奈良県の特産品化を目指す
●学生は授業の一環として、作物の病気予防や最新の栽培方法を実践的に学ぶ

【本件の概要】
近畿大学農学部と松井農園は、平成29年(2017年)にフザリウム病に強く、かつ糖度の非常に高い新品種メロン「バンビーナ」を共同開発しました。本品種は、メロン栽培の重大な病害であるフザリウム病に強いため、生産コストを抑えられ、かつ糖度16以上と他品種よりも甘いことが特長です。
平成30年(2018年)から、奈良県との連携事業である「農の入口」モデル事業が始まり、本格的なメロン栽培が開始されました。今回は、下記日程で、「バンビーナ」を学生とともに収穫した後に試食会を行い、今後の商品化に向けて意見を交わします。なお、試食会でのメロンは報道関係者様にもご用意しております。

■日 時:平成30年(2018年)7月18日(水)14:00~16:00
■場 所:株式会社松井農園
     (奈良県磯城郡田原本町秦庄272、近鉄橿原線「笠縫駅」から徒歩約3分)
■参加者:近畿大学農学部 教授 野々村照雄、農業生産科学科の学生12人
     株式会社松井農園 代表取締役 松井明彦

【メロン品種「バンビーナ」について】
近畿大学農学部と松井農園で共同開発したメロン品種です。奈良県の特産品となることを目指し、品種名を奈良で有名な鹿から「子鹿のバンビ」を連想し、「バンビーナ:Bambina」と命名しました。本品種は、メロンつる割病に対して耐性を示すとともに、果実中には機能性を有する成分(ギャバ:β-アミノ酪酸)を含み、高糖度(Brix値16以上)です。本品種を開発したことで、メロンをもっと身近で、気軽に食べられる果物にし、奈良県の特産品の一つとしてアピールできるものと考えています。

【フザリウム病菌によるメロンつる割(われ)病について】
フザリウム病菌(Fusarium病菌)は、植物の根から侵入・感染する土壌病原菌です。特に、メロンに病気を引き起こすフザリウム病菌を、メロンつる割病菌(Fusarium oxysporum f. sp. melonis)と呼んでいます。本菌がメロンの根から侵入・感染すると「つる割症状」が起こり、最終的にメロンは枯死します。そのため、本病は難防除病害の一つとされ、農業上、大変問題とされています。本病に対する防除法では、土壌殺菌などを利用した物理的防除や病害抵抗性植物などを利用した生物的防除が試みられています。

【株式会社松井農園について】
松井農園は、メロンとスイカ専門の種苗メーカーです。独自の技術で最良の品種を開発し、常に他にはないマツイオリジナルのメロンとスイカを追求しています。松井農園のオリジナル品種は、数々のコンクールで高い評価を得ています。全日本メロン原種コンクールにおいて、昭和40年(1965年)にトップメロンS号が銅牌、昭和43年(1968年)にトップメロンH号が1等特別賞、平成2年(1990年)にメロンエスプリが銅牌受賞など。現在、主力メロン品種「肥後グリーン」は「味の良い、おいしいメロン」として大人気です。

■創    業:昭和27年(1952年)2月
■代表取締役 :松井 明彦
■所 在 地 :奈良県磯城郡田原本町秦庄272
■事業内容  :メロンとスイカの育種 採種 販売
■WEBサイト:http://www.matsui-nouen.jp
        http://www.kandoumelon.jp

【関連リンク】
農学部農業生産科学科 教授 野々村 照雄(ノノムラ テルオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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