学校法人近畿大学


奈良県×マックス×近畿大学 奈良県産柿を使ったコスメ開発開始



柿の葉や柿の実などの奈良県を代表する農産物

柿の葉や柿の実などの奈良県を代表する農産物

奈良県に主要製造拠点を置く株式会社マックスが、奈良県や近畿大学農学部と連携して、「柿の葉」や「柿の実」を中心に、日本のコスメ発祥の地としての魅力を詰め込んだ"ビーガン仕様"の観光活性コスメの開発・研究をスタートします。
2019年2月上旬発売を予定し、柿ポリフェノールによるアンチエイジング作用の研究を行います。

スキンケア・ボディケア・ヘアケア製品の化粧品製造を行う株式会社マックス(本社:大阪府、製造拠点:奈良県橿原市曽我町、代表:大野 範子)は、「柿の葉」や「柿の実」を中心に、奈良県を代表する農産物を配合して、地域の魅力を発信するコスメの研究・開発をスタートしました。
この活動では、奈良県より「平成30年度 高付加価値獲得支援補助金事業」の支援を得て、複数の県産農産物から美容成分を配合した商品化の検討をスタート。その中でも主要特徴成分の一つである「柿の葉」や「柿の実」は、高い抗酸化作用(老化防止)が見込まれることから、柿の研究を行ってきた近畿大学農学部と連携をして、肌への有用性(アンチエイジング)の共同研究も合わせて開始しました。

■商品開発の背景
マックスは、奈良県に約30年前から事業所を展開して、現在では9割以上の製造を奈良工場で行っています。そしてこれからの時代の進むべき道として、地域との共存共栄が不可欠であると考え、地域貢献の一助となるような新規事業の検討を行うことになりました。
その中で着目したのが、"日本の化粧"の歴史を紐解くと、飛鳥・奈良時代に大陸とのつながりで化粧品の利用が盛んになり、現在の化粧文化の基盤※1 が築かれたことです。そして奈良県には、今でもやまと時代から脈々と引き継がれた豊かな自然が存在しています。そこで、コスメに配合する成分を、やまと時代から続く奈良県の農産物主体とすることで、農産物(ブランド食品)を知っていただく機会を創出すると共に、"やまと時代の歴史的情緒"まで感じていただける、これまでに無いコンセプトのコスメが出来上がると考えました。
又、マックスでは、これまで主にデオドラント(体臭対策)を目的とした多くの柿渋配合の化粧品製造を行ってきた中で、柿の高い抗酸化性にも着目。国内でもあまり研究が進んでいなかった柿の成分による美容効果を立証することで、県産農産品の新しい付加価値を創出できると考えました。
更に、県産農産品(植物)を配合することにこだわり、非動物性成分とすることで、世界的潮流であるビーガン※2 仕様のコスメとなり、現在、奈良県でも拡大しているインバウンド需要にも対応できると考えました。

※1 日本における"女性を美しくするための化粧品"の起源は、大陸から当時の朝廷である奈良へ白粉や紅などを使った化粧法が入ってきて発展したとされています(古事記・日本書記)。
※2 ビーガンとは、肉・魚・乳製品を避ける完全菜食主義のことで、革製品などの日用品も含めて、動物製品を一切使用しない思想です。現在、欧米を中心に急速に市場が拡大しています。

■今後の展望
2019年2月上旬頃から関西のお土産店を中心に、スキンケアシリーズとして「洗顔石けん」、「美容液」、「美容液マスク」の3品目を発売します。その後、化粧水やハンドクリームなどの品目を追加していきながら、ここ数年の間に合計10品目程度のランナップまで拡充していく予定です。

■商品コンセプト
「やまとの恵みで、女性をかわいく、美しく。」をテーマとして、奈良県産農産物から抽出した美容成分を配合し、動物由来の配合を一切含まないビーガン仕様のコスメ。"オール奈良"で、やまと時代から続く天然の美容成分のやさしさを、女性の肌へお届けします。

■発売概要
発売:2019年2月上旬予定
販路:主には奈良県や関西のお土産店、インターネットで販売
品目:洗顔石けん 上代想定 700円、美容液 上代想定 1,000円、美容液マスク 上代想定 500円

【株式会社マックス】
明治38年に創業の化粧品メーカーで、古くは小学校の手洗い石けんとして知られる"レモン石鹸"を多く製造し、その後、液体洗浄料や粉体の入浴剤など、新しい剤型にも取り組み、現在ではスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品の製造販売へと幅を広げています。
ほぼ全ての商品を自社製造し、その9割以上を奈良事業所で生産しています。

本   社:〒581-0084 大阪府八尾市植松町2丁目9番29号
奈良事業所:〒634-0831 奈良県橿原市曽我町12番4号
東京支店 :〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-1-1 浅田ビル2階
代   表:代表取締役社長 大野 範子
創   業:1905年(明治38年)3月
      TEL(072)994-5050(代) FAX(072)994-4531(代)
URL    :http://soapmax.co.jp/
事業内容 :化粧石けん・薬用石けん(医薬部外品)・液体石けん(ボディーソープ)・入浴剤(医薬部外品)・液体洗浄料(シャンプー・リンス)等の製造・企画・販売。

【奈良県産業振興総合センター】
所在地:奈良県奈良市柏木町129-11
大正6年、奈良県工業試験場として設置以来、高付加価値を獲得する取り組みが重要であるとの認識のもとで、技術開発、技術相談、各種試験分析など技術開発面を中心にものづくり企業への支援を行ってきました。平成25年4月には、県の創業・経営支援、商業・サービス業の振興に関する事業を集約し、工業技術センターと一体化した産業振興総合センターとして生まれ変わりました。中小企業の経営支援、工業技術支援など、ワンストップサービス型の専門性の高い産業振興拠点となることを目指して取り組みを行っています。

「創業・経営支援部」
中小企業の経営支援、創業支援・販路開拓支援・商業活性化支援・伝統工芸振興 等
「生活・産業技術研究部」
研究開発、技術相談、依頼試験、設備相談、計量関連事業 等
この度、奈良県は株式会社マックスの「奈良県の特産物を原料にした基礎化粧品の開発」の取り組みに対して補助金の交付を通して支援しています。当補助金は県内企業が有する優れた技術を生かした新たな製品づくりを支援するものです。今回、株式会社マックスが開発するシリーズは、奈良の魅力を発信するスキンケア商品として、今後の展開が期待されるものです。

【農学部食品栄養学科 教授 米谷 俊】
学   位:農学博士
専門分野 :食品機能学、栄養学、生化学
研究テーマ:食品成分や生活習慣病(高血圧、糖代謝異常など)の影響、胎児期栄養状態が長後病発症に及ぼす影響、柿ポリフェノールの機能性に関する研究
論 文 等:Heart-bound adiponectin, not serum adiponectin, inversely correlates with cardiac hypertrophy in stroke-prone spontaneously hypertensive rats. ,Inoue T, Takemori K, Mizuguchi N, Kimura M, Chikugo T, Hagiyama M,Yoneshige A, Mori T, Maenishi O, Kometani T, Itoh T, Satou T, Ito A ,Experimental physiology , 102 , 11 , 1435-1447,2017年11月,査読有り/柿葉ポリフェノールの血糖上昇抑制作用,岡野美波,竹森久美子,米谷俊,竹森久美子,米谷俊,日本栄養・食糧学会近畿支部大会および公開シンポジウム講演抄録集,56th,56,2017年11月1日,http://jglobal.jst.go.jp/public/201702214232858817
受 賞 歴:日本食品科学工学会 技術賞 新規配糖体の開発に関する研究(平成16年)

【関連リンク】
農学部食品栄養学科 教授 米谷 俊(コメタニ タカシ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/830-kometani-takashi.html

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


  • 柿の葉や柿の実などの奈良県を代表する農産物 柿の葉や柿の実などの奈良県を代表する農産物
  • 抗酸化作用のデモンストレーションとエイジング効果の仕組み 抗酸化作用のデモンストレーションとエイジング効果の仕組み



注目ワード
株主総会
ボーナス
梅雨