Mistletoe株式会社


everblue technologies、FabCafeと共同でAIデザインを活用した自動操船ヨットデザインプロジェクト「A.D.A.M」を発足



~ ジェネレーティブデザインを用いて自動操船ヨットをデザイン、設計、製造 ~

A.D.A.M

A.D.A.M

スタートアップのエコシステムを支援するMistletoe株式会社(ファウンダー:孫泰蔵)のプロジェクトからスタートしたeverblue technologiesは、水素が貯蔵・運搬に向いていることに着目、再生可能エネルギーを使い生成した水素を、大都市や離島などに小型自律分散自動操船ヨットで海上輸送することで、劇的なコストダウンを実現させていきます。
昨年9月にコンセプトモデル「everblue sailing boat(仮)」を発表後、本年1月にはスタートアップ「everblue technologies株式会社」を起業し本格的に活動を開始しました。

そのeverblue technologiesは今回、FabCafeの協力を得て、AIデザインを活用した自動操船ヨットデザインプロジェクト「A.D.A.M」(Ai Design Autonomous Multihull)を発足しました。

A.D.A.Mは、AIデザインをテーマとし、現在のAIデザインの最先端であるジェネレーティブデザインを実践的なプロジェクトで活用し、学びながら、将来のAIデザインのメソッドを参加者とともに考えていきながら、実際に自動操船ヨットをデザインしていくワークグループです。

昨今、ジェネレーティブデザインなど、デザインする要素や課題、制約条件を設定し、最終的な形状デザインはコンピュータによって行う手法が導入され始めており、デザイナーの手を経ないデザイン手法も研究が進められています。そしてプロダクトデザイナーの役割も、デザインを手を動かしてする立場から、AIに対してデザインをディレクションしていく立場へと変化していくと考えられます。
そのディレクションは、どのような条件設定をすべきか、もしくは学習データを提供するのかなど、AIを用いたデザインならではのメソッドが必要とされていくと想像できます。

今回、A.D.A.Mで実践するプロジェクトは、everblue technologiesが開発する自動操船技術を漁業に応用して魚群探索、捕獲補助を実現する無人ディンギー「Fisherdrone(仮)」を、ジェネレーティブデザインを用いてデザイン、設計、製造を行うものです。

複雑な形状を短期間で製造可能な3Dプリンタの利用を前提とし、部位により素材変更(マルチマテリアル)に対応した製造手法の確立、また複雑な形状で最適化可能なジェネレーティブデザインの技術を使用することで、高強度かつ軽量な構造の実現を目指します。そのプロセスの中で、AIデザインの可能性やメソッドの開発などを実験、検証していきます。

将来的にeverblue technologiesではこの無人ディンギーにより漁業をスマート化、必要な時に必要な分だけ漁獲するオンデマンド漁業の実現、再生可能エネルギーを水素などエネルギーキャリアに変換、無人で運搬するなど、サステナブル社会の実現を目的としています。

今回、everblue technologiesがA.D.A.Mというプロジェクトで自動操船ヨットを開発する狙いは、プロフェッショナルなデザイナー、エンジニアなど異なるバックグラウンドのメンバーが参加したオープンイノベーションモデルでのデザインワークを行うことにより、単独のデザイナーでは生まれない発想や、ノウハウの共有が行われ、より高いレベルのアイデアと機構、デザインの融合が実現する可能性があると考えております。
そして自動操船ヨットというテーマを既成概念にとらわれない自由な発想で新しい移動体をデザインする事で、世界の海洋シーンをアップデートすることを目指します。

また本ワークグループには、Autodeskと、アメリカズカップのヨットデザインを手がけたACTなどの協力を得ています。

〈ワークグループの運営イメージ〉
5名~10名程度のプロダクトデザイナーおよびエンジニアなどで構成したワークグループで活動します。月2回程度のワークグループミーティングを行いながら、アイデアやプロセスを共有し、各自、もしくはチームでデザインを行っていきます。

◆進め方
1. everblueプロジェクトの目的、コンセプト、ヨットの仕様の共有
2. Autodesk Workshop(現状のジェネレーティブデザインの実践講座)
Fusion360のジェネレーティブデザインを使い、ヨットデザインにおける条件を設定してアウトプット。条件を各種変更していき、さまざまなプロトタイプデザインをアウトプットします。
3. 無人ディンギーの仕様作成
4. コンセプト開発
デザインアイディエーションとディスカッション
5.デザインワーク(各自およびチーム)
6.デザインレビュー&プロトタイピング(スケールモデルプリント) 
選ばれたデザインを設計へ
7. 大型3Dプリントにて実寸サイズの出力

〈協力会社〉
ジェネレーティブデザイン技術サポート:Autodesk
ヨットデザイン:ACT(https://www.actechnology.co.jp/

  • A.D.A.M A.D.A.M
  • ワークグループ1 ワークグループ1
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