日本オラクル株式会社


統計センター、Oracle Cloudを活用し、国勢調査などの統計データをLODとして公開



主要9統計のデータをLOD形式で作成し、「政府統計の総合窓口」で提供

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:フランク・オーバーマイヤー)は本日、独立行政法人統計センターが運用管理を行っている政府統計のポータルサイトである「政府統計の総合窓口(e-Stat)」において、国勢調査や経済センサスなどの統計データをLinked Open Data (LOD)*として公開する環境として、「Oracle Cloud」とグラフ・データベース「Oracle Spatial and Graph」を活用したシステムを、2019年1月に本格稼働したことを発表します。
* Linked Open Data (LOD):誰でも利用可能な全てのデータ同士がリンクしたデータのこと。オープンデータの公開レベルが5スターで位置づけられる

統計センターが運用している「e-Stat」は、2008年からサービスが開始され、各府省が公表する約600の統計調査のデータを一元的かつ総合的に提供しており、提供している統計表は約130万ファイルに上ります。日本政府が推進する「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」が定めるオープンデータの方針に則り、統計データのオープン化に取り組んでいます。その一環として、統計データを自動的・機械的に取得可能なAPI機能の整備を含む、オープンデータの高度化を推進するため、「e-Stat」の新たな機能として、国勢調査などの統計データをLODで提供しています。

統計LODでは、国勢調査、経済センサス、家計調査、社会・人口統計体系などの9つの統計調査のデータ、約13億トリプルのデータを統計LODとして提供しており、世界の各機関で提供している LOD と比べてもトップレベルの情報量です。また、LODの提供により、Web標準であるRDF*によるデータの標準化や、SPARQL**によるアクセス方法の標準化といったメリットも期待されています。
* RDF (Resource Description Framework):ウェブ上での言語やデータ構造・記述方法等に関する標準仕様
** SPARQL:RDFを検索するための言語

統計センターでは2013年に、「e-Stat」のデータベースを「Oracle Exadata Database Machine」に移行し、2018年には同製品を更新するとともに、「Oracle Exalogic」を新たに導入することで処理性能と可用性を向上させました。そしてこのたび、RDFを含むグラフ・データベース機能や地理空間データ構築とその解析を支援する「Oracle Spatial and Graph」および「Oracle Database In-Memory」を、「Oracle Cloud」に構築し、統計LODを新しい環境で公開しました。

本システムは第2世代インフラストラクチャ「Oracle Cloud Infrastructure」で稼働し、データベース・サービスである「Oracle Database Cloud」およびインフラ・サービスである「Oracle Cloud Infrastructure Compute」、「Oracle Cloud Infrastructure Block Volume」、「Oracle Management Cloud」によるサービス監視など、「Oracle Cloud」の各種サービスが導入されています。

「Oracle Cloud」を導入し、「Oracle Cloud」基盤、および「Oracle Spatial and Graph」に関する日本オラクルのコンサルティング部門のサポートを受けることで、設計から基盤構築、データ移行まで約1カ月という迅速な環境構築を実現するとともに、今後のデータ拡張やアクセス増にも柔軟に対応可能な基盤を実現しました。加えて、パッチ適用などのメンテナンス作業が半自動化されたことで、統計センターではメッシュ統計などの新規データのRDF化など作業に注力することができ、LOD公開基盤としての価値を高く評価しています。また、「Oracle Cloud」は、高いセキュリティを備えながらオンプレミスおよびクラウドのアーキテクチャが同じで、ハイブリッドの環境でもセキュリティ設定を容易に行えることも評価しています。

本発表に向けた統計センターからのコメント
独立行政法人統計センター 統計情報システム部情報システム企画課 課長代理 システム戦略担当の西村正貴氏
「統計センターは、政府、地方自治体、国民が公的統計を活用して適切な政策決定や意思決定などができるような情報サービスを開発・提供しています。特に、公共情報のオープンデータ化を先導する活動を推進するとともに、統計データ活用を支援していきたいと考えています。このたび、オラクルのクラウド・テクノロジーを活用し、世界でもトップレベルの統計LODの提供を新環境で開始したことで、統計LODの活用等がさらに広がっていくことを期待しています。」

参考リンク
●政府統計の総合窓口
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do
●統計センター
http://www.nstac.go.jp/index.html

日本オラクルについて
オラクル・コーポレーションの日本法人。「beyond your cloud >commit;」をスローガンに掲げ、広範かつ最大限に統合された クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームなど、データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウドサービスの提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一 部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp

オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田・石山
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。


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