学校法人近畿大学


アメリカと広島の大学生らが被爆樹木を記念植樹 平和について学ぶ国際交流イベントを開催



地元の太鼓集団による源流太鼓や三味線の演奏

地元の太鼓集団による源流太鼓や三味線の演奏

近畿大学工学部(広島県東広島市)建築学科准教授の谷川大輔と同学科の学生が、令和元年(2019年)5月19日(日)、アメリカ南イリノイ大学の学生10人を招き、国際交流イベントを開催します。日本文化を体験できる交流スペースとして改修・再生させた築100年超の古民家『星降るテラス』(東広島市福富町)での被爆体験の聴講や被爆樹木の植樹などを通して戦争と平和について学び、お互いの理解を深めることを目的とします。

【本件のポイント】
●アメリカと広島という異なる文化の中で学ぶ学生たちが、被爆体験の聴講、被爆樹木をテーマにした紙芝居の鑑賞などを通して、戦争と平和について学ぶ
●平和についてのディスカッションや被爆樹木の記念植樹(※)を通し、相互理解を深める
●太鼓や三味線など日本固有の楽器演奏や、かまどを使った炊事など日本の伝統文化に触れるイベントも実施
(※)広島市内の爆心地から半径およそ2キロメートル以内にある、原爆を生きのびた樹木の苗木

【本件の内容】
今年で2回目の開催となるこの国際交流イベントは、平和学習を目的に来日する南イリノイ大学が、人類史上最初の被爆都市である広島に位置し、かつ、日本文化が体験できる古民家『星降るテラス』での本学の取組みに注目したことが契機となりスタートしました。今回は、昨年より内容を拡充し、被爆樹木の種や苗木を国内外に広める広島市の市民団体「グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ」ご協力の下、両大学学生による被爆樹木の植樹と、被爆樹木についての紙芝居鑑賞を行います。また、東広島市原爆被爆資料保存推進協議会ご協力の下、被爆体験証言者の方のお話も伺います。その後、両大学の学生らはお互いの多様な考え方を理解し、平和について一緒に考えディスカッションします。
また、地元の太鼓集団による源流太鼓や三味線の演奏を聴いたり、かまどや囲炉裏を使って調理した昼食を食べたりと、日本の伝統文化を体験してもらうことも日的としています。

【開催概要】
日 時:令和元年(2019年)5月19日(日)10:00~16:00
場 所:古民家『星降るテラス』(広島県東広島市福富町下竹仁1240)
参加者:南イリノイ大学教員・学生計11人、近畿大学教員・建築学科学生計11人 他

【当日スケジュール】
10:00-10:45 『福富町・えんがわマルシェ』で地元特産品の買い物(地元の方との交流)
11:00-12:00 古民家『星降るテラス』で昼食(かまどを使って近大生が調理)
12:00-12:30 源流太鼓演奏の鑑賞
12:30-12:45 被爆樹木の植樹
12:45-13:30 NPO法人ANT-Hiroshima理事長渡部朋子氏(「グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ」の共同創設者)による被爆樹木の紙芝居(英語)
13:30-13:45 三味線演奏の鑑賞
13:45-14:15 被爆体験証言者による被爆体験の聴講
14:30-16:00 学生同士による平和についてのディスカッション
南イリノイ大学の学生は、広島観光後、長崎も訪問し、平和に対する理解を深めます。

【古民家『星降るテラス』プロジェクトについて】
近畿大学広島キャンパスから程近い東広島市福富町は、中山間地域に位置し、人口の少ない地域であり、最近ではより過疎化が進み、空き家が多くなっています。本学工学部建築学科准教授の谷川大輔は、移住定住促進、中山間地域における人口減少の歯止め、空き家問題の方策を考えることを目的に、平成27年(2015年)に福富町にある築100年を超える古民家を私財で購入し、地域ぐるみのプロジェクトを開始しました。
空家古民家のリノベーションの過程では、建築学科の学生と共に建物の調査、改築の提案、内部の解体を進め、地域住民の方々と連携して建物の利用イメージなどを検討するワークショップを重ねました。福富町ではきれいな星空が見えるため、この活動を「近畿大学×広島県福富町古見ん家『星降るテラス』プロジェクト」と名付け、日本文化や田舎暮らしを体験できる場所としても活用できるよう、クラウドファンディングで集めた資金を使い、段階的に土間・かまど・囲炉裏・五右衛門風呂の再建を行っています。住民の方々とのワークショップ、及び古民家の改修作業は学生にとって最良な学修環境になっています。

【グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブについて】
UNITAR(国際訓練調査研究所)の上級顧問であるナスリーン・アジミ氏とNPO法人ANT-Hiroshima(広島市中区)の理事長である渡部朋子氏が平成23年(2011年)に共同設立した市民団体。広島市内の爆心地から半径およそ2キロメートル以内にある、原爆を生きのびた「被爆樹木」の種と苗木を、国内外の学校、植物園などに贈る活動を通じて、世界中に、ヒロシマの平和のメッセージを届ける活動を行っている。

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/engineering/


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