パナソニックグループ


業界初(※1)、ガラスモールド工法によるマイクロ化学チップの量産化技術を開発



ガラスモールド技術によるマイクロ化学チップの応用例:水質検査用

ガラスモールド技術によるマイクロ化学チップの応用例:水質検査用

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)とマイクロ化学技研株式会社(以下、マイクロ化学技研)は、マイクロ化学チップ(※2)(マイクロ流路チップ)のガラスモールド工法による量産化技術を共同開発しました。この技術は従来のガラスエッチング工法と比べ、大量生産が可能になると同時に、低コスト化(約1/10)及び高精度化(約10倍)を実現します。本チップは医療・バイオ・環境(水質・空気)などのセンシング/分析用のデバイスとして、2019年度内に試作受注を開始し、2020年度以降の量産化を目指します。なお、2019年11月19日~21日にアクトシティ浜松(静岡県浜松市)で開催される化学とマイクロ・ナノシステム学会 第40回研究会(Cheminas40)において、マイクロ化学技研より本チップの発表および出展をいたします。

<効果>
従来のガラス製マイクロ化学チップは、エッチングや機械加工で製作していたため、量産性やコスト、精度に課題があり、普及が困難でした。今回、マイクロ化学技研のマイクロ化学チップ設計技術に、パナソニックが保有するガラスモールド技術を組み合わせることで、大量生産および低コスト化を実現し、ガラス製マイクロ化学チップのディスポーザブル使用が可能になります。さらに高精度化の実現で、機器やシステムのパーツとしての組み込みを容易にします。

<適用先>
ガラス製マイクロ化学チップの耐環境性、耐薬品性などの特長を活かし、室外や厳しい環境下における分析や検査等のディスポーザブル検出デバイスとして、環境センシングや血液検査、製薬用の装置への適用を目指します。

<特長>
本開発によるマイクロ化学チップは、以下の特長を有します。
1. 最大φ50 mmまでのチップ化が可能
2. 月産で数万枚までの量産に対応可能
3. ミクロンオーダーの形状精度で製作が可能

<技術>
本開発は、以下の技術により実現しています。
1. ガラスモールド工法に最適化したマイクロ化学チップの設計技術とインターフェース技術
2. 超硬素材への微細構造金型加工技術とガラスへ精密転写する微細構造ガラス成形技術
3. 微細構造と平板を熱接合してマイクロ化学チップとするデバイス化技術

※1 2019年11月6日現在、パナソニック調べ
※2 マイクロ流路チップとも呼ばれ、幅、深さが数百μmの溝に液体を流すことで、微小な流路内で様々な化学プロセス(混合、反応、抽出、合成、検出)を微量かつ高効率に行えるデバイス

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 業界初、ガラスモールド工法によるマイクロ化学チップの量産化技術を開発(2019年11月06日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/11/jn191106-2/jn191106-2.html

関連URL:https://news.panasonic.com/jp


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