株式会社バベル


翻訳書『新選組 将軍警護の最後の武士団』
バベルプレスより愈々発刊



アメリカ人作家が冷徹な目で描き出した新選組の実像。
日本人が見逃していたのは何か?

 最後の将軍・徳川慶喜の警護団として華々しく戦い、散っていった新選組。しかし、小説や映画、YVドラマ、あるいは漫画やアニで紹介されるのは、近藤勇、土方歳三、沖田総司といった人物像や池田屋騒動といった出来事の断片でしかない。
 新選組に関する情報の多くは歴史の中に埋没してしまっている。本書は、新選組の歴史の些末な事柄よりも、新選組の精神と、歴史における位置づけに重点をおいて書かれている。
 例えば、雨の音は暗殺シーンにドラマチックな効果を与えるが芹沢鴨が暗殺された夜に雨が降っていたかどうかは、文献によって見解が異なる。だが、天候よりもはるかに重要なのは、芹沢暗殺の理由、その血なまぐさい出来事を取り巻く状況、その歴史的意義ではなかろうか。
 著者のロミュラス・ヒルズボロウは、滞日15年のアメリカ人で、日本語は堪能とはいえ、広範な日本語の資料を丹念に調査し、史実の欠落も多い新選組の実像を見事に再現している。著者も指摘するとおり、流血と死、人斬りという残虐行為に彩られた、人間の魂の暗黒部分を体現した新選組が、一方で、勇気と忠義という、人間精神のもっとも高貴な部分の探求者であったことは疑いない。とかくヒロイックに、劇的に描かれすぎてきた感のある新選組を、冷静に見つめ直したアメリカ人作家の意欲的なノンフィクションは、新撰組の真の姿をわれわれに前に浮かび上がらせてくれる。

タイトル : 『新選組 将軍警護の最後の武士団』
発 効 日 : 2007年6月30日(奥付発行日)
定  価 : 1,400円(本体)+消費税
著  者 : ロミュラス・ヒルズボロウ
訳  者 : 正木恵美
発  行 : バベルプレス

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