2007年12月26日 12時00分

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データセンター用高電圧直流給電システムの運用試験を開始

図1直流給電システム構成図

株式会社NTTファシリティーズ

〜NEDO技術開発機構 「品質別電力供給システム実証研究」フィールドでの運用試験〜

 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:森 勇)は、「新電力ネットワークシステム実証研究 品質別電力供給システム実証研究(※1)」の一部分として、宮城県仙台市の学校法人栴檀学園東北福祉大学構内にインテル コーポレーション(※2)の協力を得て、データセンター用高電圧直流サーバを設置し、消費電力や温室効果ガスの削減に向けた各種データを取得するため、運用試験を開始致しました(図1)。

 従来のデータセンターで使用されているサーバ等のICT機器(※3)の電源は、主に交流が用いられてきましたが、サーバ内では交流から直流に変換し使用されています。本運用試験では、サーバへ直流電力を直接供給することにより、交流から直流への変換ロスを無くし、効率を向上させることができ、消費電力を削減することができます。また、高電圧直流給電システムは、温室効果ガス削減にもつながることから、地球環境に優しいICT機器への電力供給方式が実現できます。さらにUPS(無停電電源装置)と比較して直流給電システムは、変換部を減らすことにより故障率が減少し、高い信頼性を有します。本方式は世界的にも注目を浴びている技術です。
 本運用試験にて得られたデータをもとに、高電圧直流給電システムの標準化を図り、市場展開することで、地球温暖化防止に貢献していきます。


1.設備概要
 高電圧直流給電システムに対応する直流サーバ(インテル コーポレーション試作機。直流300V入力。国内初の導入) 
 直流300Vに関しては、運用試験のための暫定電圧であり、本運用試験等を踏まえて検討を進めます。
 
2.運用試験内容
 現在、実施されている独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)(※4)の委託研究事業「新電力ネットワークシステム実証研究 品質別電力供給システム実証研究」の電力供給システムを使用し、その負荷として今回の直流サーバへ直流300Vの電力を供給し、運用データから装置の信頼性、安全性、経済性、環境性等の検証を行ないます。
 
3.運用試験期間
 平成19年12月19日(水)より試験開始

【本件に関する問合せ先】
 (株)NTTファシリティーズ
 研究開発本部 パワーシステム部門    主任研究員 廣瀬  TEL 03-5907-6328
 営業本部   ソリューション営業部   担当課長  村尾  TEL 03-5444-5660

※1 新電力ネットワークシステム実証研究 品質別電力供給システム実証研究
平成16〜19年度の4ヵ年の期間、新エネルギー等の分散型電源と系統電力を相互補完的に活用する等により、需要家ニーズに対応する品質別(高品質交流電力や直流)の電力供給を集中して行う品質別電力供給システムを開発し、実証する研究。

※2 ICT
Information and Communication Technology (情報通信技術)の略。

※3 インテル コーポレーション
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的なテクノロジーと製品を開発、イニシアティブを推進していきます。インテルに関する詳しい情報は、http://www.intel.co.jp/で入手できます。

※4 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)
日本の産業技術とエネルギー・環境技術の研究開発とその普及を推進する中核的実施機関。

  • 図1直流給電システム構成図

    図1直流給電システム構成図

キーワード 直流給電, データセンタ, 高電圧, 新電力, NEDO, 電力供給, 消費電力, 品質別, 実証研究, 東北福祉大
カテゴリ 調査・報告CSR
業種 サービス業

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