2004年07月22日 09時00分

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三菱商事株式会社が株式会社セタと共同でIP携帯電話事業に本格参入

株式会社セタ

三菱商事株式会社 並びに同社全額出資会社の株式会社テクノロジー・アライアンス・グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林永芳)は、株式会社セタ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:野中誠之)と共同開発した「IP携帯電話(Wi-Fi携帯端末)開発用通信サービスソフトウェア(組込型端末開発ソフトウエア:名称 <IP Mobile Solution SDK>)」を本年7月末より発売致します。

本ソフトウエアは、「接続性・互換性の確保が難しいVoIP(SIP)通信機能」、「国内各社の無線LANホットスポットエリアでの自動接続機能」、「エコーキャンセラーを搭載した高品質の音質を確保する機能」他に必要となる各種プロトコルをパッケージ化した商品であり、国内の主要なITSP(Internet Telephony Service Provider:インターネット電話事業者)が提供しているIP電話サービスや、企業内に設置されたIP-PBX(注1)との接続性を確保するための諸機能を保有しているため、これまで携帯電話製造に関する高度な技術や豊富な経験が無い機器メーカー様でも、短期間で市場への新規参入が可能となります。

現在、目ざましい勢いで普及しているIP電話市場では、無線LAN用IP携帯端末(無線LANアクセスポイントを介して利用できる携帯電話)の市場ニーズが加速化してきていますが、本ソフトウエアを採用する事により、機器メーカー様は端末製造過程に於ける開発期間及びコストを大幅に削減できる上、今後ますます差別化が必要なアプリケーション並びに個別機能の開発にリソースを集中していく事で、競争力のあるIP携帯端末製品の開発を図ることが可能となります。

すでに大手通信機器メーカーが本ソフトウエアの採用を決定しており、今後も通信機器メーカーの他、制御機器メーカー、家電メーカー、PCメーカー、医療機器メーカー、ゲーム機メーカー、玩具メーカー、POS・レジ端末メーカー等広範囲な分野への提供を予定しています。尚、本ソフトウエアはライセンス形式(製造端末1台あたりのコピーライセンス料を受けとる形態)で販売し、日本国内、中国、韓国、台湾を中心としたアジアの製造業各社をターゲットとして初年度30万セットを販売する計画です。また、三菱商事株式会社では本ソフトウエアを搭載したIP携帯端末の開発も平行して取り進めており、実際にIP携帯端末そのものをOEM供給出来る体制を整備し、本年9月以降本格的に市場に提供してゆく予定です。


<本ソフトウエアの概要と特徴>
1.簡易自動設定機能
(1)UPnPTM (注2)機能により、ルータ等のゲートウェイ機器から、アドレスなどの情報を動的に取得し、接続性・互換性の高い通信を可能にします。
(2)自動設定機能(ZeroConfig)機能により、初期設定はすべて自動で処理され無線LANホットスポットエリアに入ると自動認識して使用可能になります。

2.セキュリティ機能
(1)NATトラバーサル機能(注3)により、ローカルネットワーク(LAN)とインターネット間でのシームレスなVoIP通信を可能にしています。
(2)QoS(Quality of Service)(注4)だけでなくエコーキャンセラー機能により携帯電話並みの音質を実現します。


本件に関する問い合わせ先
三菱商事株式会社 広報部報道チーム 鈴木 03-3210-2179
株式会社テクノロジー・アライアンス・グループ 岩崎、坂倉、黒柳 03-5575-8338
株式会社セタ ユニファイド・コミュニケーション事業部 千葉 03-5550-3471


以 上


<ご参考>
株式会社テクノロジー・アライアンス・グループについて
2003年2月三菱商事の全額出資会社として設立されました。国内外の電子産業分野の新規ベンチャービジネスに対して、戦略立案・マーケティング支援、財務支援、販売支援、アドミニストレーション支援などの広範な専門的サービスを提供しています。詳細はホームページをご覧ください。
http://www.tech-alliancegroup.com/


株式会社 セタについて
株式会社セタは、通信やネットワークをベースとする様々なプロダクトやサービスの製品化、商品化をサポートするテクノロジサービスプロバイダです。多種多様な製品の設計開発を通じて得た豊富な経験やノウハウと、自社オリジナルのソリューションにより、IP電話などのネットワーク機器からIPsecなどのセキュリティプロトコルに至るまで、設計・開発・製造・ライセンス供与などの一連のサービスを提供しています。詳細は当社ユニファイド・コミュニケーション事業本部のホームページをご覧ください。
http://www.seta.co.jp/

<文面用語の説明>
(注1)IP-PBX:
IP-PBXは、従来のPBX(構内交換機)が行っていた音声信号の制御を、すべてIPネットワーク上で運用するシステムです。

(注2)UPnPTM
UPnPTM(Universal Plug & Play)は、TCP/IPベースでネットワークデバイスの自動検出や情報交換などを行う技術で、UPnPTM Forumによって仕様が策定されています。

(注3)NATトラバーサル機能:
IP電話端末をIPアドレスを変換する機器(ルータ等)の配下に接続した場合、ネットワークに接続できなくなるという問題がありますが、これを解決することを「NAT(Network Address Translation)トラバーサル」または「NAT越え」といいます。

(注4)QoS(Quality of Service):
ネットワーク上で、ある特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術です。音声や動画のリアルタイム通信など、遅延や停止が許されないサービスにとって重要な技術です。

関連URL:http://www.udtech.co.jp/JP/index.html

キーワード IP携帯, Wi-Fi Phone, VoIP, SIP
カテゴリ 製品
業種 サービス業

※この記事は配信日から1年以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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