2009年02月27日 18時00分

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実績十分の元王者対決!
手数と馬力のディアスvs万能型のマルケス…世界プロボクシング

ファン・ディアス(左)とファン・マヌエル・マルケス(右)

株式会社WOWOW

■IBOライト級タイトルマッチ
〜ファン・ディアスvsファン・マヌエル・マルケス〜

 日本時間3月1日(日)に元王者同士によるビッグカードがアメリカ、ヒューストンで開催される。
 20歳で戴冠を果たしてから3年半に7度の防衛(WBA)とWBO、IBFの統一を果たしたファン・ディアス(米)。フェザー級で2度の戴冠後、S・フェザー級でも王座獲得を成し遂げたファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)。実力、実績に加えて知名度も十分な元チャンピオン同士が、ライト級トップ戦線生き残りをかけて拳を交える。
 「ベイビー・ブル」の異名を持つディアスは25歳の好戦的な右ボクサーファイター型。ときにはステップを多用してボクシングをすることもあるが、プレスして手数とスタミナで押し切るスタイルを選択することの方が多い。タフネスにも定評がある。
 1年前にネート・キャンベル(米)に不覚をとって王座を追われたが、昨年9月には元王者対決でマイケル・カチディス(豪)に競り勝って再起を果たしている。
 一方のマルケスは攻防兼備の万能型強打者だ。マニー・パッキャオ(比)と2戦1敗1分のほかマルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)に判定勝ちなど、その足跡は輝かしいものがある。ディアス同様、好戦的なスタイルの持ち主だが、ディフェンスも堅く、カウンター技術などテクニック面でも卓抜したものを備えている。
 こちらも1年前にパッキャオに惜敗してWBCのS・フェザー級タイトルを手放している。その後、ディアスと同じく昨年9月にホエル・カサマヨル(キューバ/米)との元王者対決に臨み、痛烈な11回TKO勝ち、存在感を示したばかりだ。
 実績や近況には似たところのある両者だが、年齢はディアスの25歳に対しマルケスが35歳と10歳の開きがある。加えてマルケスには体格のハンディキャップもある。カサマヨル戦で初めて135ポンド(ライト級)を経験したマルケスに対し、ディアスはルーキー時代にはS・ライト級超の体重で戦っていたほど。ライト級に落としてからも8年近くが経過した。体の厚み、フレームには数字以上の差があるかもしれない。
 そうしたハンディをマルケスがテクニックとパンチ力でカバーできるかどうか。ディアスの出端にカウンターをかまし、速い連打をフォローできればマルケスの勝利が見えてくるはずだ。逆にディアスの体力、手数に押されて後手に回るようだとマルケスは苦しい戦いを強いられるだろう。2月上旬の時点で賭け率は7対4(マルケス有利)と出ているが、果たしてその結末は!?
 この試合の模様は、3月2日(月)夜8時からWOWOWで放送される。(Written by ボクシングライター原功)
 番組の詳しい情報はこちらのサイトへ。
 http://www.wowow.co.jp/sports/excite/index.html


※ファン・ディアス(前3団体統一世界ライト級チャンピオン 25歳)
2000年6月 プロ・デビュー
2004年7月 WBA世界ライト級タイトル獲得(防衛計7度)
2007年4月 WBO世界ライト級タイトル獲得、2団体統一
2007年10月 IBF世界ライト級タイトル獲得、3団体統一
2008年3月 3団体統一タイトル失う
戦績:35戦34勝17KO1敗

※ファン・マヌエル・マルケス(元2階級制覇チャンピオン 35歳)
1993年5月 プロ・デビュー
2003年2月 IBF世界フェザー級タイトル獲得
2003年11月 WBA世界フェザー級タイトル獲得、2団体統一
2006年8月 WBO暫定世界フェザー級タイトル獲得(のちに正王者に昇格)
2007年3月 WBC世界S・フェザー級タイトル獲得
2008年3月 WBC世界S・フェザー級タイトル失う
戦績:54戦49勝36KO4敗1分

  • ファン・ディアス(左)とファン・マヌエル・マルケス(右)

    ファン・ディアス(左)とファン・マヌエル・マルケス(右)

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