2009年05月22日 18時00分

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【世界プロボクシング】“スピードキング”西岡利晃がメキシコで2度目の防衛戦に臨む!

西岡利晃(左)とジョニー・ゴンサレス(右)

株式会社WOWOW

 日本時間5月24日(日)、帝拳ジム所属の西岡利晃が、強豪ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を相手に敵地メキシコで2度目の防衛戦に臨む。
 日本のジム所属選手が海外で世界タイトルを奪取した例は過去10件(8人)あるが、海外防衛となると渡辺二郎、勇利・アルバチャコフ、オルズベック・ナザロフ(2度)、徳山昌守、ホルへ・リナレスと6例を数えるだけだ。リスクの高い敵地で、しかもチャンピオン経験者の強打者ゴンサレスを相手に西岡はタイトルを守れるのか――。
「海外での試合ですか?ジムのサポートもあるので不安もプレッシャーも特に感じていません。自分としては“海外防衛”に挑戦する感じですね」
 32歳のチャンピオンには、相手国での試合を必要以上に警戒する様子はみられない。過去の経験がそうさせているのだろう。
これまでに西岡は米国ラスベガスで2度、フランスで1度、試合を経験している。米国でのトレーニング経験も多い。そうしたキャリアが血肉として身についているのであろう。
 しかし、今回の防衛戦が楽観視できないのは事実だ。なにしろ挑戦者のゴンサレスは「次世代のスーパースター候補」と評されたこともある選手なのだ。プロデビューは西岡より5年遅い99年。これまでの10年間にNABF北米タイトル、WBC米大陸タイトル、メキシコのナショナル・タイトル、NABO北米タイトル、そしてWBO世界バンタム級タイトルを次々と獲得してきた。06年9月には2階級制覇を狙ってイスラエル・バスケス(メキシコ)に挑戦。中盤にダウンを奪って優位に試合を進めながら自身も2度ダウン、10回TKO負けに退いている。1年後、保持していたWBOタイトルもジェリー・ペニャロサ(比)に7回KO負けで明け渡した。3ヵ月後に再起を果たし、その後はコンスタントにリングに上がり5連続KO勝ちと復調している。
 ゴンサレスはスレンダーな右ボクサーファイター型で、バスケスを倒した左フックが最大の武器だ。長いリーチから繰り出される角度のある上下のコンビネーションも要注意といえる。
 反面、バスケス戦では2度のダウンを喫し、ペニャロサ戦ではボディへの一撃で沈んだように、耐久力に課題を残してもいる。
西岡とすれば同じサウスポーのペニャロサがそうしたように、低い姿勢でプレッシャーをかけながらカウンターを合わせる展開に持ち込みたい。もちろん、狙いはボディだ。
 ゴンサレスの鋭角的な左フック、アッパーは確かに脅威だが、西岡が冷静に試合を組み立て、ボディブローを効果的に使うことができれば優位に立つことができるのはないだろうか。
 この試合の模様は、5月25日(月)夜8時よりWOWOWで放送する。(Written by ボクシングライター原功)

 番組の詳しい情報はこちらのホームページまで。
 http://www.wowow.co.jp/sports/excite/index.html




※西岡利晃(WBC世界S・バンタム級チャンピオン 帝拳ジム所属 32歳)
1994年12月  プロ・デビュー
1998年12月  日本バンタム級タイトル獲得
2000年〜    ウィラポン・ナコンルアンプロモーションの持つWBC世界S・バンタム級
2004年     タイトルに4度挑戦(2敗2分)
2008年9月   WBC暫定世界S・バンタム級タイトル獲得
(※のちに正王者に昇格 防衛計1度)
戦績:40戦33勝20KO4敗3分

※ジョニー・ゴンサレス(元WBO世界バンタム級チャンピオン 27歳)
1999年8月   プロ・デビュー
2001年〜    NABF北米、WBC米大陸、NABO北米の各バンタム級タイトルを獲得
2004年
2005年10月  WBO世界バンタム級タイトルを獲得(防衛計2度)
2006年9月   WBC世界S・バンタム級タイトルに挑戦するが10回TKO負け
2007年8月   WBO世界バンタム級タイトルを失う

戦績:46戦40勝34KO6敗

  • 西岡利晃(左)とジョニー・ゴンサレス(右)

    西岡利晃(左)とジョニー・ゴンサレス(右)

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