株式会社TBSテレビ
(2009年05月29日 18時00分)
2008年12月24日にTBSで放送された『シリーズ激動の昭和〜あの戦争は何だったのか〜 日米開戦と東条英機』がこの度、第35回放送文化基金賞・テレビドラマ番組賞を受賞した。
ドラマは"太平洋戦争とはいったい何だったのか"をテーマに真珠湾攻撃の直前、戦争にいたる軍部と政府の対立と妥協のプロセスを、東条英機という人物を軸に、当時の日本のシステム自体が抱えていた問題、欠陥と矛盾、そして起こる日本の悲劇を綴ったもの。"戦争"をテーマとした番組をクリスマスイブに放送することは異例のことだったが、放送終了後は幅広い層から好評を得た。
放送文化基金賞では今回の受賞理由を「日米開戦にいたる指導部の対立、葛藤を東条英機を主人公にしてドラマで描いた意欲作。語り部に徳富蘇峰を登場させ、知識人と戦争との関わりを指摘する構成にしたところに、現代に通ずる鋭い視点がある。昭和史を描くこのシリーズは、ジャーナリズムとしてのテレビドラマの役割を追求しており、期待したい。」としている。
この受賞に対し八木康夫プロデューサーは
「今回の企画、テーマの困難さから当初は試行錯誤の連続で、何度も実現をあきらめかけました。だからこそ今回の受賞は言葉に尽くせないほどうれしいです。"戦争"を伝え続けることは"放送"の使命であります。受賞を励みに今後も"戦争"にこだわっていきたいと思っています」と語った。
関連URL:http://www.tbs.co.jp/anosensou2008/