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機能統合が携帯電話のエンターテイメント化を進めている:
マルチメディアの利用が増加しているが、現在の主流は依然音声通話利用である。
/米NPD調べ



ニューヨーク州ポートワシントン市(2004年11月15日)− NPDグループは、「Marketing Beyond Minutes: Tracking Cell Phone Photos, Games and Ringtones」レポートを発表した。本レポートよると、番号ポータビリティの盛り上がりから1年が経過した今、マルチメディア機能や柔軟な価格プランを通して、携帯端末の乗換えを消費者に促そうとする動きがある。

本レポートでは、携帯電話市場の成長の背後にある所有率や傾向に関して、今後毎年行われる調査の第一回目であり、キャリア、端末メーカーおよび販売業者が消費者のニーズに合った企画や販売計画が行えるよう支援することを目的としている。

音楽、ゲーム、写真、電子メール、インターネット等の機能が携帯電話に取り込まれつつあり、これらのマルチメディアを生活に取り込む消費者が増えている。現在74%の米国人が毎日携帯電話を使用していることは驚くべきことではない。端末メーカーは、携帯の使用が広く一般的に広がったと考えているだろうが、依然として26%の米国人が携帯電話を使用していないということは未だ市場開拓の余地があるということを示している。

NPDグループの業界分析担当役員であるRoss Rubin氏は、次のように述べている。「キャリア積極的な営業により、着信音、写真、ゲームなどの機能を備えた携帯電話が普及しつつある。しかし、当面はデジタルカメラやMP3 メーカーは何も怖れることはない。なぜなら、ユーザー・インターフェースが複雑であり、開発の優先順位が矛盾しているため、携帯電話は、単に機能を寄せ集めただけのものに止まっているからである」

消費者に最も人気の高いエンターテイメント機能は着信音であり、消費者の14%が着信音を携帯電話にダウンロードしている。次に人気が高いのは写真の送信であり、消費者の5%がこのサービスを使用しており、これ以外に写真を受信している消費者が4%存在する。他にダウンロードの人気の高いコンテンツは、写真や待ち受け画面(4%)およびゲーム(5%)である。

本調査によると、静止画や動画を記録できるカメラ付き携帯電話の所有率は、わずか9%だが、カメラ付き携帯電話を持つ消費者の約55%は、有料であっても携帯電話から写真を送信している。カメラ付き携帯電話を持つ消費者の3分の1は、最低でも週に1度写真を撮影しており、毎日使用する消費者も3%以上いる。

ゲームに関しては、ゲーム機能付き携帯電話を持つ消費者の95%がその機能を使用している。そのうち70%は、ゲーム機能付き携帯電話にゲームをダウンロードするために料金を支払わなければならないと答えている。最低でも週に1度は携帯電話 でゲームをすると答えた消費者は30%以上いるが、約14%は携帯電話のゲームに何らかの不満を持っている。

Rubin氏は次のように述べている。「インターネットのコンテンツはパソコンの普及を加速させたが、消費者は、高速な携帯電話ネットワークから提供される新しいメディアに対応した携帯電話を求めている。多くの新しいモノ好きは、有料であっても、これらの追加機能へアクセスしたいと考えているが、キャリアは短期的な収入を得るために長期的計画を犠牲にしている可能性がある。」

携帯電話は、データ通信装置へと急速に変化しつつあるが、その接続性は良くない。
NPDグループによると、現在使用されている携帯電話の25%以上が、何らかのインターネット・アクセスおよび電子メール機能を備えており、15%以上はインスタント・メッセージング機能を備えている。

手頃な価格の携帯電話に理想的な機能を尋ねたところ、上位に挙げられたのは、長時間稼動できるバッテリ、発信者IDおよび変更可能な着信音であった。また、40%以上は、カラー画面および音声によるダイヤルアップ機能を求めている。3分の1は、内蔵カメラ、インターネット接続、ショートテキスト・メッセージング、および大型画面を求めている。

今後1年以内に携帯電話を購入したいと考えている消費者が求めている最も重要な機能は、内蔵カメラ、ショートテキスト・メッセージング、そして電子メールである。約28%はインターネット接続を求めており、18%は PDA機能を求めている。消費者と技術がともに進化するにつれ、高い能力と多くの機能に対する要求が高まっている。

■調査手法
NPDの「Marketing Beyond Minutes: Tracking Cell Phone Photos, Games and Ringtones」は携帯電話のカメラ機能、ゲーム、着信音について、NPDの消費者パネルを対象にインターネットで調査したものです。2004年9月現在、全米4703人の消費者(成人)から回答を得ており、携帯電話市場における詳細な所有状況(普及状況)、使用状況をご提供しております。

■NPDグループ概要
1967年以来、NPDグループは質の高いセールス、マーケティング情報を総合的にご提供しつづけております。調査項目は、アパレル、電気製品、自動車用品、美容用品、家電、食品、飲料、フードサービス、フットウェア、日曜大工用品、家庭用品、IT関連製品、音楽、玩具、テレビゲーム、と多岐にわたります。NPDは、どんな製品が、どこで、誰によって、なぜ購入されたのかという、ビジネス上の意思決定に欠かせない市場の事実としての情報をご提供しております。

■お問い合わせ
The NPD Group
Jarad J. Smith
e-mail:jarad_smith@npd.com
Tel.:+1-703-376-6226
David Riley
e-mail:david_riley@npd.com
Tel.:+1-516-625-2277
http://www.npd.com/

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広報担当 大森・菊地
e-mail:info@gfkjpn.co.jp
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