2009年10月20日 08時50分

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「週末まで7連騰で1年ぶりの高値圏に達する」【ドットコモディティ】

「週末まで7連騰で1年ぶりの高値圏に達する」

ドットコモディティ株式会社

ドットコモディティ株式会社(本社:東京渋谷区・代表取締役社長 舟田仁)では、お客様向けに毎日レポートを執筆している専門家による情報を掲載しております。
今回は毎週初めに、前週の海外市場の値動きと、東京市場の値動きのサマリーについて執筆いただいております『Tokyo Traders Times デイリーレポート』になります。

◇一部抜粋
■ウイークエンドNYマーケット・レポート
(原油)
WTI原油は、快進撃。10月に入ってから、月の序盤は70ドルを挟んで狭いレンジでの揉み合いが続いていた。その値位置から、下落しても上昇してもおかしくなかったが、結果的に上昇トレンドに回帰した。しかも、この約2週間近く相場は続伸し、この週末には一時78.75ドルまで上昇、80ドルの次のステージまで、あと一息の値位置に達した。
この週末にかけ、ドルが対ユーロで上昇傾向となったことや米株相場の下落などの下落要因が目だったにもかかわらず、市況は買いが優勢化して地合いを引き締める展開を維持した。ただし、具体的材料として、9月の米鉱工業生産指数が前月比で3カ月続けて上昇したのを受けて景気回復への期待が高まり、原油の需要増を見込んだ買いが入りやすくなった部分はある。また金融市場の混乱が全般に収拾しつつある中、余剰した資金、あるいは流動的な資金がコモディティ市場に入りやくなっている部分も無視できない。実際、10月序盤までは金市場の投機的な資金が集中し、NY金期近は史上最高値を更新する動きとなっていた。しかし金買いが一巡すると、今後は他の市場に物色買いが移り、そこで白羽の矢が当たったのがWTI原油だといえるだろう。
なお、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した9日現在の週間石油在庫統計は、ガソリンや留出油在庫が予想外の大幅減となった。一方、製油所の稼働率が大きく低下する中、原油在庫は増加する結果に。ガソリン在庫は520万バレル減の2億0920万バレル。アナリスト予想は80万バレル増だった。ディーゼルオイルやヒーティングオイルを含む留出油在庫も110万バレル減の1億7070万バレル。予想は10万バレル増だった。これに対し、原油在庫は40万バレル増の3億3780万バレル。予想の70万バレル増を下回った。稼働率は4.1%ポイント落ち込み80.9%となった。予想は0.4%ポイントの低下だった。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週までの方針は、「引き続き、70ドル中心のもみ合いとなる可能性が高いことで、中立的なポジションか、あるいは短期トレードで逆張りの方針で対処したい」…としていた。
今週の石油相場は。強気維持。ただし、短期的には上げ過ぎによる訂正安となる確率が高いことから、新規で買い建てする場合には、すぐに買うのではなく、相場の流れをじっくりと観察しながら、押し目を形成したところで追加買い建てを入れていきたい。
・東京原油先限のテクニカル   短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=38000円付近から買いシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=38000円付近から買いシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=44000円付近から売りシグナル

(金)
NY金は、上昇に一服が入った。10月に入ってから、1000ドル割れの値位置から大幅に続伸、14日には1072ドルまで上昇したが、この時点で高値を出尽くし上値訂正安の場面となった。しかし、1033ドルの史上最高値を更新したということで、先週の金相場の動きは、歴史的な局面を迎えた可能性が高い。今のところは、単に直近高値を抜いたに過ぎないかもしれないが、前人未踏の水域に達した金価格は今後も大幅に続伸する可能性がある。
金相場は、反落する危険性も内包していたわけだが、結果的には、やはりドル安に対する金などの実物買いの動きが進んだことで、ドル安=金上昇の構図がはっきりと確立されたといえる。今後も、ドルの先行き不安は解消されることなく推移する公算が強いことで、このまま金は買いが入りやすい環境を伴いながら右肩上がりのトレンドが維持されることになりそうだ。
米政府債務が過去最高水準に達し、低金利政策が維持されるなか、ファンド勢は引き続き米国の景気回復がインフレにつながるとみている。これに伴い、実物としての金買いの動きが高まり、NY金は年初来で20%弱の上昇となっている。この結果、年間ベースでは9年して陽線が形成される公算が強い。
金上昇の原因は、ドル安が最大の理由である。米国債の発行残高が拡大してドル安につながるとの観測が根強い。米国債の発行残高は過去最高の7兆1000億ドルを記録。ゴールドマン・サックス・グループは来年9月までの2年間に総計約2兆9000億ドルの国債が発行されると予想している。
この他に、原油相場など一次産品全体の価格上昇によるコスト・プッシュ・インフレが再燃するのではないかとの見方が出できたため、それに伴い、インフレ・ヘッジとしての金買いの動きが高まってきた点も軽視することができない。米政府やエコノミスト、債券投資家は、インフレが安定しているとみる向きが今のところは大勢を示している。実際、9月の米連邦準備理事会(FRB)会合では、インフレは安定したまま推移している、との見解が示されている。しかし、そのセンチメントがいつ、急転してインフレ論者に変わっても不思議ではない。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週までの方針は、「強気維持。金に対する注目度が高まる中、これからも一段と金相場の上昇傾向は継続されるものと考えられる。まだ上昇は始まったばかりであるのかもしれない」…としていた。
今週の相場戦略は、強気維持。いったんは訂正安になったものの、基本的な構図としてドル不安が底流している限り、金価格は大幅下落にはならないと見るのが自然。更に、ここにきてWTI原油が大幅に上昇して、1年ぶりの高値圏に達してきたことも軽視できない。この原油高によりインフレ懸念が誘われ、それに対するインフレ・ヘッジとしての金買いの動きが強くなってくる可能性がある。
・東京金先限のテクニカル   短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=2900円付近から買いシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=2900円付近から買いシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=3050円付近から売りシグナル

■ドットコモディティについて
ドットコモディティ株式会社
所在地 〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51ビル6F

■事業内容
商品先物取引受託業務

■関連URL
http://www.commodity.co.jp/

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カテゴリ サービスその他サービス 
業種 金融・保険その他金融 金融・保険証券 

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