佐賀県庁

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書聖「中林梧竹」の書簡21通が発見されました

(2010年02月26日 10時00分)

 佐賀県立図書館では、現在、図書館先進県づくりの一環として古文書資料の整備を進めているところです。
 このたび、近代日本書家を代表する一人であり、書聖ともいわれる中林梧竹(なかばやし ごちく/1827年~1913年)の書簡21通が当館の所蔵資料の中から見つかりました。これらの書簡は、平成3年と平成4年に佐賀市内の旧家から当館に寄贈されたものです。
 発見された書簡は、そのほとんどが明治40年から大正2年までの間に、梧竹が佐賀市内の後援者(石丸勝一)に送った自筆の書簡で、梧竹晩年の日常生活を明らかにする上で貴重な資料となるものです。
 なお、2月26日から書簡21通の複製物の閲覧ができます。

1 書簡の概要について
・数量(形状)
 21通(封書20通、葉書1通)

・時期
 明治40年(1907)9月24日~大正2年(1913)7月7日
 ※梧竹81歳~87歳までの6年間で、梧竹没1ヶ月前まで。

・宛先
 石丸(いしまる)勝一(かついち)宛 20通(葉書1通含む)、
 徳広(とくひろ)源(げん)吉(きち)宛1通

・状態
 書簡にはシミなどが一部残っていますが、封筒に入れられたまま100年近く保存していたため状態はよく、墨の香りが残っています。


2 書簡の内容について
 一通は、梧竹に仕えた徳広源吉宛のものですが、残りは明治期に第2・5・6代佐賀市長を務め、梧竹の有力な後援者の一人であった石丸勝一宛の書簡です。
 梧竹が亡くなる1ヵ月前(大正2年(1913)7月4日)に、勝一宛に送った書簡には、百円借用の依頼をする内容のことが書かれています。
 この他、融資や滞留中の礼状、佐賀へ帰省の連絡、孫娘の養子縁組のことや腰痛の症状などを書き送ったものがあります。

3 利用について
 2月26日(金曜日)から、館内で複製物の閲覧ができます。


※詳しくは(佐賀県HP)
 http://www.pref.saga.lg.jp/web/_36371.html


【お問い合わせ】
 佐賀県立図書館 企画・広報担当
 電話:0952-24-2900
 E-mail: yamaguchi-sonoe@pref.saga.lg.jp

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