ドットコモディティ株式会社

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「ユーロ危機が薄れて商品市況は上げ潮の傾向」【ドットコモディティ】

(2010年07月29日 11時30分)

ドットコモディティ株式会社(本社:東京渋谷区・代表取締役社長 舟田仁)では、毎日、相場観を交えたコラムを執筆いただいております小針秀夫氏のレポートをご紹介しております

(小針秀夫氏)
トーキョー・トレーダーズ・タイムズ代表取締役
東京工業品取引所日報編集長を経て、2001年にトーキョー・トレーダーズ・タイムズを設立。
現在は「コモディティ・ジャーナリスト」として各メディアで活躍中。

(7/29更新)
◇勿論、まだ楽観できる状況ではない。懸念は確かに底流したままだ。しかし、最悪の状況から脱したのではないかとの期待感が持てるのは、最近のユーロ、あるいはユーロ圏、そしてカナダや豪州など為替の動きが底か炊く推移しているためだ。
◇特にユーロドルは一時1.1ドル台まで大きく下落し、そのまま1ユーロ=1ドルになるのではないかとの見方が広がっていたわけだが、最近の堅調なトレンドにより、1.3ドルまで戻す展開。この上昇で約2カ月半ぶりの高値圏に達し、安値からの反発は0.11ドル、ほぼ1割の上昇に至った。
◇このユーロの動きを見る限り、前述のとおりユーロ危機が収まり陽転したのでは?…との期待が持てうる市況情勢である。事実、CRB商品指数は5月から6月にかけた2度の安値=247.47と247.62でWボトムが形成され、そこからは紆余曲折となりながらも堅調なトレンドで推移してきた。
◇足元は下落に転じている金相場やWTI原油ではあるが、マクロ的な情勢が好転している以上、過度の弱気な見方は禁物で、下げは上げ過ぎの反動による訂正との見方に分がありそうだ。
◇ちなみに、2008年のサブプライムローン問題に端を発したリーマンショック後の金融危機の暴落後、底入れ反発となった国際商品市況だが、安値からの反発は下げ幅に対してまだ2割程度。まだまだ上げの道中であるように受け止められる。
◆ではまた明日。

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