2010年09月03日 12時30分

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「米石油施設の爆発事故などでWTI原油は続伸」【ドットコモディティ】

ドットコモディティ株式会社

ドットコモディティ株式会社(本社:東京渋谷区・代表取締役社長 舟田仁)では、毎日、相場観を交えたコラムを執筆いただいております小針秀夫氏のレポートをご紹介しております

(小針秀夫氏)
トーキョー・トレーダーズ・タイムズ代表取締役
東京工業品取引所日報編集長を経て、2001年にトーキョー・トレーダーズ・タイムズを設立。
現在は「コモディティ・ジャーナリスト」として各メディアで活躍中。

(9/3更新)
◇またここにきてWTI原油市場の周りがざわざわしてきた。このざわざわしてきた要因でファンドの買いが誘われ、9月に入ってからは続伸、週前半の急落分を帳消しにする動きとなっている。
◇昨晩は、米沿岸警備隊がルイジアナ州沿岸から90マイルに位置するプラットフォーム(石油施設)での爆発を伝えた。事実、石油ガス探査会社の米マリナー・エナジーがメキシコ湾で所有しているプラットフォームが爆発した模様。BP事故からの規制強化の流れにより同地域の生産が減少するとの見方が誘われた。オバマ米大統領は5月に深海掘削とガス掘削の解禁を延期する方針を発表していた。ただし最新情報では大事には至らず、単発的な材料にとどまりそうだ。
◇更に、季節的な要因も挙げられる。この時期、ハリケーンが発生しやすくメキシコ湾を中心とした地域では天候要因が軽視できない。8月末にも米ハリケーンセンターは大西洋で発生したハリケーン「アール」が勢いを増し5段階の分類で上から2番目の「レベル4」の大型ハリケーンに発達したことを明らかにした。今週後半に米東海岸に暴風雨をもたらす恐れがあるらしい。
◇ただし、過剰反応も危険であり、センターの分析によると、5年前に大きな被害を出した超大型ハリケーン「カトリーナ」のような規模にはならないとしている。
◇在庫の増加も軽視することはできまい。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した8/27までの週間石油在庫統計によると、製油所稼働率の低下を受けて原油在庫が予想以上に増加した。原油在庫は343万バレル増の3億6170万バレル。事前予想は110万バレル増だった。ディーゼルオイルやヒーティングオイルを含む留出油在庫は73万9000バレル減(事前予想120万バレル増)、ガソリン在庫は21万2000バレル減(同20万バレル減)となっている。
◆早くも週末ですね。また来週お会いしましょう。

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カテゴリ サービスその他サービス 
業種 金融・保険その他金融 

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