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「多様なリスクとしての金買いの流れは変わらず」【ドットコモディティ】



「軒並みに大幅下落した。前日のWTI原油が大きく値を崩したことから、連動して下げる模様となった」

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<一部抜粋>
(4/25更新)
【金】
NY金は、上昇トレンドを維持したまま史上最高値を更新。特に4月15日から21日までの5日間は連続して史上最高値を更新するとともに初の1500ドル台をつけた。この一週間だけでも50ドルを越える大幅上昇となり、依然として天井がないまま先高感が強い。しかも直近の安値である今年1月の安値1300ドルからは、わずか3カ月で200ドルも上昇する激しい値上がりの仕方である。これまでも金に対する投資人気は根強いものがあったが、ここにきて一段と金へと投資人気が沸騰している。まだなおこの上昇り流れは崩れそうになく、一段上げが期待できる市況情勢といえるだろう。
既に指摘しているとおり、引き続きドルやユーロなど機軸通貨に対する信認の低下による金へのポスト・マネーの流れがある上、中東情勢の混乱による地政学的リスクからの金買いの動きも継続中。また世界的な資源高によってインフレ懸念も底流しているため、否応無く金への投資熱は高まろうというものだ。
テクニカル指標は、日足ベースの短期で、最も指標性の高いRSI(相対力指数)が1420ドル付近から買い指示のまま。ただし、1500ドルに届いたところから、ADオシレーター、MACD、ストキャスティクスが売り指示を出してきている。このあたりから一度、調整安に入る可能性がある。
NY金は続伸して週間ベースでも3週連続高。ドル安と債務懸念が代替投資先としての金の魅力を高めている。感謝祭前の21日に、NY金の中心限月は一時1509.6ドルまで上昇し、次の節目である1510ドル近くまで上昇した。また金現物も、過去最高値となる1512.47ドルに上昇している。
足元の金マーケットで最も大きな影響を及ぼしているのはドル安であると多くの専門家は指摘しているが、ドル安というよりは、ドル信認低下が金買いを進めている印象が濃い。更に、欧州のソブリンリスクの問題が底流していること、あるいは中東の地政学的リスク上の問題、更に先週は新たに米国についてもソブリン債懸念が浮上したため、市場は一段と神経質になっており、安全資産としての金への投資需要が一段と高まっている。
なおNY証券取引所のSPDR Gold Trustの金ETFの金保有高は、4月22日現在、1229.64トン。前週末の1231.15トンとの比較では約2トン弱の減少。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週までの方針は、「強気維持。NY金は最高値の更新中の流れをこれから先も持続する確率は高く、通貨に対するポスト・マネーとインフレ・ヘッジの両面から引き続き買いが継続されそう」…としていた。
今週の相場戦略は、強気継続。しかし上げ過ぎ感が底流していること、テクニカルな売り圧力が強まりそうな点から下値も警戒したい場面である。
・東京金先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=3900円付近から買いシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=4000円付近から売りシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=4000円付近から売りシグナル

【ガソリン】
東京ガソリン相場は、4月上旬までの続伸により一時先限は73870円まで上昇を強めて3月の直近高値を突破して2年6カ月ぶりの高値を更新した。トレンドは依然として右肩上がりであり、先行き一段上げが期待できる市況情勢である。ただし上げ過ぎの反動し買い方の利食いが入りやすい場面となる可能性があるため、ここから下げに転じる下値リスクも強くなっている。実際、多くのテクニカル指標は売り指示であり、いったんは7万円付近の水準から6万円近くまで下落に転じる可能性があることは否定できない。
短期・日足ベースのテクニカル指標は、指標性の高いRSI(相対力指数)が7万2000円付近から売り指示。その他のMACDとADオレシエーターともに7万2000~7万3000円付近から売り支持となっている。唯一、短期のウィリアムズ%Rは7万円付近から買い指示となっている。
石油連盟が20日発表した「原油・石油製品供給統計週報」によると、16日時点の石油製品在庫量は、ガリンが前週と比べて7万8700キロリットル増加の232万5054キロリットル、灯油が同11万2466キロリットル増加の181万0328キロリットル。石油情報センターが20日発表した「給油所石油製品市況週動向調査」によると、18日時点の給油所店頭価格の全国平均は、レギュラーガソリンが前週と比べて0.4円上昇の1リットル当たり152.2円、灯油が同9円上昇の18リットル当たり1703円。
東日本大震災を受け、被災地だけでなく、首都圏などでも極端な品不足に陥ったガソリンだが最近は供給体制がほぼ回復した模様。被災した製油所は稼働停止が続き、供給能力は戻っていないが、早くもガソリンの余剰感が強まり始めている模様。スポット(業者間転売)ガソリンが市場に大量に出回りつつあるとも指摘されており、原油高騰でさらなる価格上昇も見込まれるなか、販売店に過当競争が広がりつつある。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週までの方針は、「強気。一段と上値追いの速度が増す動きなりそうだ。原油相場に先高感が強いため少なくとも安値予想はできにくいし弱気なスタンスは避けたい。ただ買われ過ぎ感が高まっている」…としていた。
今週のガソリン相場は、強気。ただしテクニカル上では、ドル建て原油、国内のガソリン相場ともに売り指示となっているため、短期的には売りが主導して軟化する可能性がある。
・東京ガソリン先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=73000円付近から売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=73000円付近から売りシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=73000円付近から売りシグナル

【大豆】
シカゴ大豆相場は、上昇傾向。一時13ドル割れが心配されるような下落となっていたが、目先の安値を出し切ると上昇傾向に入ってきた。まだ楽観はできないが、このまま上昇した場合、テクニカル上ではいわゆる逆ヘッド&ショルダー(三尊底入れ)となり、相場が上昇トレンドに入ってくることを示している。実際、後述のとおり、多くのテクニカル指標が買い指示となっていることからすると、短期的にとどまる可能性はあるものの、相場が上向きで推移することが想定される。日足ベースのテクニカル指標は、指標性の高いRSI(相対力指数)が13ドル50セント付近から買い指示のまま。また新たにMACD、ADオシレーター、ウィリアムズ%Rの各指標が13ドル50セント付近から買い指示を出している。慎重を期すことは大事だが、当面の安値は出し切った公算が強い。
大豆市場は、中国政府による備蓄大豆300万トンの国内向け売却が確認された後、国内の需給調整が早晩一巡して再び米大豆の買い付けに入るのではないかとの見方が有力視されていることから、マーケットには先高期待が一段と広がる情勢である。しかも国内消費向けが一段と拡大傾向となっていることが確実であるためこの中国の需要増・輸入増の流れは構造的な問題として大豆の価格帯を自動的に引き上げるのではないかとの分析も一部から指摘されている。
米大豆の週間輸出成約高は来年度との合計で55万5300トンとなり、事前の業者予想の上限を上回った。このうち今年度が34万9000トンに増加して6週間ぶりの高水準となり、3週間ぶりに前年同週を上回った。今季累計が前年同期比11%増の4092万1800トン(15億360万ブッシェル)となり、今季目標の15億8000万ブッシェルに対する達成率が95.2%。来年度の成約が20万6300トン。
大豆市場は大口投機家の手仕舞い売りと新規売りが続いたため、彼等の買い越しが前週比1万3681枚減の13万7798枚となり、最近の10週間で約8万7000枚減少して35週間ぶりの低水準。小口投機家はショートカバーが手仕舞い売りを上回ったため、売り越しが約1200枚減少した。投機玉合計の買い越しが前週比1万2498枚減の10万7150枚となり、34週間ぶりの低水準。商業筋のショートカバーが進展する一方で、サヤ取り筋の参入が続いたため、総取組は小幅の減少にとどまって63万枚台の後半の水準となっている。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週の方針は、「短期的に弱気。先週は強気だったが目先は調整安になりそうな雲行き。東京一般大豆に関しては、後述のとおりRSI(相対力指数)以下、すべての指標が売り推奨となっている点も弱気される」…としていた。
今週の相場戦略は、強気。中国の追加買い付けが必至の状況である中、下値切り上げ型の相場推移となる確率は極めて高い。5月に入ってからも上昇トレンドを維持するものと考えられる。
・東京大豆先限(一般大豆)のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=5万8000円付近から売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=5万8000円付近から売りシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=5万8000円付近から売りシグナル

【コーン】
シカゴ・コーン相場は、4月上昇に急伸して以降はゆるやかではあるもののダウン・トレンドを維持している。4/11には一時7ドル83.75セントまで上昇して以降は上値重い市況情勢を強いられている。前述の4/11の高値をつけたことで、金融危機前の高値を更新して、史上最高値をつけたため、行き過ぎ感や上値達成感が誘われ、既存買い方の利食いが先行しやすい情勢となっている。このため今後も一段と下落して、いったんは7ドルの大台を割り込んでくる可能性がある。
なお日足ベースのテクニカル指標は、指標性の高いRSI(相対力指数)が7ドル70セント付近から新たに売り指示を出してきている。更に加えて、RSI以外のストキャスティクス、ADオシレーター、MACDも同様に7ドル70セント付近から一斉に売り指示である。このためやはり目先は相場が下落しやすいといえる。
あらためて、シカゴ・コーン相場は史上最高値を更新する動きとなっているだけでなく、依然として先高感が根強い。この背景には、米在庫が非常に低水準になるとの懸念がある。今月8日時点でUSDA=米農務省は2010/11年度末の米トウモロコシの供給が6億7500万ブッシェルになるとの3月の予想を据え置いたが、市場は懐疑的な見方を維持しており、一段と需給がタイトになるのではないかとの見方が底流したままとなっているため、健全な需給ファンダメンタルズから上昇トレンドが維持されるのではないかとの見方が強く支持されている。
22日がイースター(グッド・フライデー)で休会となるため、3連休を前にしてポジション調整が先行する展開となり、「コーン買い・大豆売り」のサヤ取りの手仕舞いが進展した。朝方発表された14日現在の週間輸出成約高が大豆市場に支援材料、コーン市場に中立材料という反応となったことも影響した。
米コーンの週間輸出成約高は来年度との合計で85万7300トンとなり、事前の業者予想の範囲内。このうち今年度が61万3400トンに減少して6週間ぶりの低水準となり、3週連続で前年同週を下回った。
コーン市場は大口投機家の新規買いが活発化したため、彼等の買い越しが前週比9155枚増の45万8728枚となり、最近の3週間で約7万枚増加して7週間ぶりの高水準。投機玉合計の買い越しが前週比2万6810枚増の38万6344枚となり、最近の4週間で約8万5000枚増加して7週間ぶりの高水準。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週の方針は、「強気維持。トレンドが上向きとなっていること、あるいはコモディティ全体の上昇傾向にもフォローされて一段と上値追いの流れが継続される見通し」…としていた。
今週の相場戦略は、強気。ただし短期的にはいつたん相場が値を崩す傾向となる可能性があることから、下値へのリスクも十分配慮したいところである。
・東京トウモロコシ先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=28000円付近で売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=28000円付近で売りシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=28000円付近で売りシグナル

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<会社概要>
会社名 : ドットコモディティ株式会社(http://www.commodity.co.jp/
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 : 舟田 仁(じん)
資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:商品取引受託業務、海外商品先物取引業務、店頭商品デリバティブ取引                                                
     経済産業省・農林水産省許可商品取引会社 

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