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「日本コメ先物市場の創設とこれからの期待(2)」【ドットコモディティ】



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(8/ 9 更新)
おはようございます。
8日から取引が始まったコメ先物取引。普段であれば大きく変動することなく、天候要因で小幅に高下する動きとなるはずが今年は天候相場に入る前段階から大きく値段が動いている。
東日本大震災による作付けへの影響や東京電力福島第1原子力発電所事故による放射能汚染の懸念に伴い、すでに収穫済みとなっている旧年度産=2010年産米への需要が急増しているためだ。卸業者間の取引価格は、震災前から震災後との上昇は4~5割にも達している模様。今、コメの安全性を考慮して、農水省では放射能汚染についての検査を実施しているため安全性が証明されるようであれば影響は限定的となり、今秋の新米の収穫量や安全性への不安が払拭されなければ、さらに影響が広がる可能性がある。
参考までに、米穀データバンクの調査によると、2010年産米の業者間取引価格は新潟産コシヒカリでみると震災前の3月上旬に1万9000円だったのが7月下旬には2万7000円まで上昇して4割ほど高騰した。値上がりしているのはコシヒカリだけではなく、秋田県産あきたこまちや宮城県産ひとめぼれなども4割から5割の大幅な値上がりとなっている。
背景には、原発事故により2011年産の新米への放射能の影響がどの程度出るか分からないことで、旧年度産の2010年度産米が貴重品になり市場に出てこなくなっていることがある。
従って、この値上がりが止まるのか、あるいは落ち着いてくるのかは8月に入って各都道府県で行われている放射能汚染の結果による。既に複数の都道府県で検査が実施されており、例えば、静岡県では3日、県内で最も早く収穫された玄米の放射性物質検査の結果を発表。放射性ヨウ素、放射性セシウムのいずれも検出されなかった。福島第1原発事故後に自治体が実施した米の放射能検査結果が明らかになったのはここが初めて。県農山村共生課によると、検査を行ったのは菊川市の早場米。10月にも中部電力浜岡原発が立地する御前崎市など県内3カ所の米を同様に検査する方針だという。
今、汚染検査が行われているため、総合的な結果に対して消費者がどのように受け止めるかにもよるが、セシウムなどの放射能汚染がほとんどない結果であったとしても、風評被害から原発事故に近いエリアの米が消費者に受け入れられない可能性はある。
またこの特殊要因により、日本のコメ価格がどう推移し、更に72年ぶりの復活した日本のコメ先物市場にどう織り込まれていくのかなど興味はさまざまに深い。
ではまた明日。

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(本レポート筆者のご紹介)
「小針秀夫氏」
トーキョー・トレーダーズ・タイムズ代表取締役
東京工業品取引所日報編集長を経て、2001年にトーキョー・トレーダーズ・タイムズを設立。
現在は「コモディティ・ジャーナリスト」として各メディアで活躍中。

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<会社概要>
会社名 : ドットコモディティ株式会社(http://www.commodity.co.jp/
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 : 舟田 仁(じん)
資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:商品取引受託業務、海外商品先物取引業務、店頭商品デリバティブ取引                                                
     経済産業省・農林水産省許可商品取引会社

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