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「金相場が5000円台乗せ・全般に上昇傾向維持だが上げ過ぎによる修正安に警戒」【ドットコモディティ】



「エネルギー問題を解消するシェール革命のどこかにウソがある」

「エネルギー問題を解消するシェール革命のどこかにウソがある」

(2 /12 更新)
【金】
・ウイークエンドNYマーケット
NY金は、非常に狭いテクニカル・レンジ内での揉み合いとなっている。下値は1650ドル付近で底堅いものの、逆に1700ドルが上値の抵抗であり、特に最近は上値1670ドル付近で戻り一杯という市況情勢である。ただし、大きな流れとしてはダウン・トレンドであり、先行きに対する不透明感が漂っている。RSI(相対力指数)も日足が46.82ポイント、週足が47.16ポイント、月足が55.92ポイント。このように日足と週足は分岐点の50ポイントを下回っており、やや売られ過ぎ感が底流している。
NY金相場の短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数)が1670ドル付近から売り指示。ADオシレーターとMACD(マックD)は1660ドル付近から買い指示。週足ベースの中期波動は、RSIが1750ドル付近から売り指示。ADオシレーターも1800ドル付近から売り支持。しかしMACDは1650ドル付近から買い支持。
金市況は、引き続き株式市場への投資資金の流入が活発となっており一段とリスクオンの状況である。実際、NYダウは1万4000ドル台まで上昇を強めており、2008年に記録している史上最高値に接近する展開となっている。この株高が投資資金が株式を中心とした金融市場に流れていることを如実に物語っている。これに対照的な情勢となっているのが金市場で、ペーパー市場への資金シフトが進むにつれて実物資産としての金市場似対しては資金が逆シフトされて手仕舞い売りが主導している。また金マーケットは刺激的な材料が見当たらなくっていることも資金流出の原因となっている。ただし、引き続き一部での投資人気が根強いことから、マーケットも下値堅い推移が継続している。一方、世界最大の金需要国として台頭している中国では旧正月に入りを控えて取引が薄くなっており、いったんは旧正月が開けて中国市場が再開されるまではやはり不活発な状態が続くのではないかとの見方が誘われている。
NY証券取引所のSPDR Gold Trustの金ETF保有高は、2/8現在1326.89トン。先週2/1現在の1328.09トンからは1.3トンの減少。最近2週間で約3トンの減少となっている。一方、米商品先物取引委員会(CTTC)がまとめたNY金市場の2/5現在(2/8発表)のファンド建て玉は、買い192806枚、売り55341枚で差し引きは137465枚。前週の買い越し126948枚から10517枚増加した。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週までの方針は、「強気。足元のNY金は揉み合いとなっているが、中段の踊り場から再び上昇する期待感が強い。更に東京金は為替相場が一段の円安となっているため、上昇トレンド維持と見るのが妥当」としていた。
今週の相場戦略は、中立。内外ともに金市場ではいったん買い方の利食い先行場面となってテクニカルに反落する可能性が高くなっている。コモディティ全体の上値づかえとなっており、下値不安が誘われる場面である。
・東京金先限のテクニカル短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=5000円付近から売りシグナル
ADオシレーター=5000円付近から売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=5000円付近から売りシグナル

【ガソリン】
・ウイークエンド東京マーケット・レポート
東京ガソリン相場は、大幅続伸。ほとんど押し目を入れることなく上昇を続けている。12日までの相場上昇により、東京先限は一時8万1950円まで上値を追い、この結果、リーマンショック後の高値を更新して2008年昨9月以来4年5カ月ぶりの高値を更新した。今年に入ってからの1月最安値7万2290円からはほぼ1万円の大幅上昇に及んでいる。国際指標であるNY原油、あるいはドバイ原油が同値圏での横ばい推移が継続しているものの、円安が続いていることから円建ての輸入原油価格が高騰していることが背景にある。
短期の日足ベースのテクニカル指標は、RSIが7万6000円付近から買い指示。しかし一方、ADオシレーターとMACD(マックD)は7万5000円付近から売り指示。週足ベースの中期波動では、RSIが6万5000円から買い指示。一方、ADオシレーター、MACDは6万5000円付近から売り支持。
資源エネルギー庁が6日発表した4日現在のレギュラーガソリンの店頭価格は、前週比0.5円高の151.7円と9週連続値上がりした。世界経済の回復期待や為替相場の円安を受けた原油価格の上昇を反映した。灯油も10週連続の値上がり。18リットル当たりの店頭価格は11円高の1803円。1リットル当たりの価格は0.6円高の100.2円で2008年10月日以来、約4年3カ月ぶりの100円超えとなった。レギュラーガソリンの店頭価格は都道府県別で40道府県が値上がり4都県で横ばい3県で値下がりした。なお古い地下貯蔵タンクの改修がガソリンスタンドに義務付けられ、1月末に期限を迎えた。地下タンクの腐食や劣化による油流出事故が増えたことを受け2011年2月の消防法改正で規制が強化され、設置後40年以上の地下タンクは2年以内の改修・交換が必要になっている。期限を迎える今年1月末にはスタンドの廃業が相次ぐのではという”2月危機説”が唱えられている。
・今週のTokyoフォーキャスト
先週までの方針は、「基本的な強気スタンスは維持。ただし訂正安となる確率が高いため、この値位置からの新規買いは控えたい」としていた。
今週の石油製品相場は、先週とまったく同じスタンス。基本的にはトレンド・フォローで強気ではあるが、上がり過ぎであることは明白なので慎重に対応したいところ。
・東京ガソリン先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=7万7000円付近から買いシグナル
ADオシレーター=7万5000円付近から売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=7万5000円付近から売りシグナル

【大豆】
・ ウイークエンド シカゴ・マーケット
シカゴ・トウモロコシ相場は、反落場面。2月初めには一時7ドル50セント近くまで上昇したものの、高値を出尽くして先週は週を通じて続落した。この下げで7ドル近くまで値位置を引き下げ、今週も一段下げが警戒される市況情勢である。日足ベースでのコーン相場のテクニカル指標は、RSIが6ドル40セント付近から売り指示。ADオシレーターとMACD(マックD)も6ドル40セント付近から売り支持となっている。
シカゴ大豆相場も反落。1月11日の安値13ドル51セントから続伸する展開となっていたものの、15ドル付近まで上昇すると、上値抵抗がブレイクできず反落する展開を余儀なくされている。このまま値位置を下げる展開を強いられるのか、あるいはいったん下げたところで当面の安値を出し切った再び上昇トレンドに回帰するのか、判断に難しいところである。日足ベースでの大豆相場のテクニカル指標は、RSIが15ドル付近から売り指示。ADオシレーターとMACD(マックD)も15ドル付近から売り支持となっている。
米農務省は8日に発表した1月の穀物需給で、今年8月末のトウモロコシの在庫見通しに対し6億3200万ブッシェルと前月比3000万ブッシェル増に引き上げた。事前予想の平均6億1800万ブッシェルを上回った。ブラジルとの競争激化を見込んで輸出量の推定を引き下げたことが背景にある。しかしそれでもなお期末在庫は前月同様17年ぶりの低水準にある。一方、同じく大豆の在庫の見通しは、前月比1000万ブッシェル減の1億2500万ブッシェル。国内加工の需要見通しを前月比で引き上げたことで小幅に減少した。小麦の在庫見通しも前月比2500万ブッシェル減の6億9100万ブッシェルに下げ。飼料需要見通しの上方修正を反映した。マーケットでは、事前予想の範疇にとどまったことで、冷静に数値を受け止めている。今後は、南米の天候次第で大豆とトウモロコシの生産が左右されることで、南米の天候に関心が向けられそうだ。ただし今春からの需給の緩みが見込まれ、上値は重いと観測する声が広がっている。なお南米での乾燥した天候と出荷の遅れにより米国産大豆の需要が増加し、米国の在庫がこの約50年で最もタイトな状態になると予想されている。
なお米モルガン・スタンレーは4日のリポートで、在庫の減少などによりシカゴの大豆先物相場は8月にかけて8.6%上昇し、1ブッシェル当たり平均16.16ドルになるとの見通しを示した。干ばつの影響でアルゼンチンでの生産減少が予想される上に、降雨でブラジルの港湾からの出荷が遅れているため大豆相場は半年ぶりの安値を付けた1月11日以降、10%上昇している。
今週のTokyoフォーキャスト
先週の方針は、「強気維持。大豆、トウモロコシともに底入れして上昇トレンドに回帰しているかのように見受けられる市況情勢。円建ての東京穀物相場は円安でシカゴ以上に顕著に上昇しており、一段上げが期待できる相場の流れである」…としていた。
今週の相場戦略は、トウモロコシは中立。大豆は弱気。USDAが発表した今回の需給統計の内容を受け、先週末のシカゴ穀物は軒並み安を強いられる場面となったが特にシカゴ大豆は内容が嫌気されて急落した。総じて40セント前後の大幅下落となったが、この軟調な展開は当面も継続されそうだ。
・東京トウモロコシ先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=2万7000円付近から売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=2万7000円付近から売りシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=2万7000円付近から売りシグナル
・東京大豆先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース)
RSI(相対力指数)=5万5000円付近から売りシグナル
MACD(指数平滑移動平均)=5万5000円付近から売りシグナル
ウィリアムズ%R(短期売買用オシレーター分析)=5万5000円付近から売りシグナル

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<会社概要>
会社名 : ドットコモディティ株式会社(http://www.commodity.co.jp/
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 : 舟田 仁(じん)
資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:
1、商品先物取引法に基づく、商品デリバティブ取引およびそれに付随する業務
2、金融商品取引法に基づく、金融商品仲介業務およびそれに付随する業務
3、システム提供サービス及び上記1、2に付随するサービス提供業務

関連URL:http://www.commodity.co.jp/index.

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